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紀州オギ

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イグサ・トクサ・アシ・カリヤスなどのように、真っ直ぐ伸びる草が好きで、床飾りにする主役や水石・盆栽の添え用にと、いろいろと作っています。綺麗な花が咲くわけでもなく、あまりにも地味な草ではありますが、渋さという面ではピカイチだと思っています

特に、フトイ・西湖アシ・ススキなどは、床飾りの主役にしますと、良い鉢なですと、う~ん・・・・と唸りたくなるくらいで、本当は、フトイか西湖アシでも飾りたかったところなのですが、両者ともそれぞれ大鉢で2鉢も作っているのにかかわらず、春先から調子が悪く飾れる状態ではありませんので、とりあえず紀州オギを飾ってみました

本当は、河原に普通に生えているオギが好きなのですが、鉢に入れますと、なかなか思ったように作れなくて、いつしかあきらめて、紀州オギや台湾オギを作っています。オギの仲間も、茎は真っ直ぐ伸びるのですが、だんだん枝垂れるような感じになってしまいます。フワッと株が開く姿も、それほどそれほど悪くありませんので、ちょっと紹介してみます

オギの類は、細長く伸びながら垂れるようになりますので、盆栽で言うところの懸崖状になってしまいます。そのため、その風情を活かすのには、2つの方法があり、一つは普通の鉢に植えて、懸崖卓で鑑賞する方法です。この飾り方が一般的で、ほとんどの方がこのように作っている事と思います。もう一つの方法は、懸崖鉢に植えて地板で飾る方法です

写真の鉢は、これから茎が伸びる前の段階ですので、まだ茎が垂れていませんが、これから夏になりますと、ぐんぐんと茎を伸ばしては、垂れながら花をつけていきます。この鉢は、正式には懸崖鉢ではありませんが、まあまあ丈の高い鉢となっていますので、もう少しすると懸崖鉢と同様の風情を楽しむことができます

まだ茎は垂れていませんし、花穂もあがっていませんが、これくらいの状態でも、充分鑑賞価値はありますので、飾って楽しんでいます。特に、今日のような雨降りの日には、このような姿の草が鬱陶しさを吹き飛ばしてくれて、気持ちも良くなります(笑)

大事なのは、地板に飾る事ですね。良く懸崖だからといって懸崖鉢に植えられたものを懸崖卓や中卓で飾る人がいますが、絶対に合う事はありません。不安定になってしまうだけで、見る人に安心感を与える事はありませんから、丈の高い鉢を使う場合は、地板を使う事をお勧めします。平卓でもダメではありませんが、やはり地板の方が優っていますので、このような物を鑑賞する場合は、地板を使って鑑賞したいものです

by haruka000s | 2007-06-09 23:06 | 山野草