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2013年 01月 31日 ( 1 )

 

豆盆栽と飾り

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小品盆栽よりもさらに小さい豆盆栽(ミニ盆栽、小物盆栽、手乗り盆栽等いろいろと呼び名はあるようです)が、最近人気があるらしく、盆栽のブログなどでも良く取り上げられているようです

豆盆栽において7cmサイズとか5cmサイズとかのサイズにこだわって作っている人もいれば、とにかく小さくて可愛らしいものであれば良いという人まで様々いるようです

また、木の姿形における好みも様々で、本格盆栽みたいに太短な木を好む人から、持ち込みの木味を楽しむ人まで楽しむ幅が広がっているような感じです

そして一番の驚きは「女性の参加」でしょうか。盆栽なんてのは、一昔前までは老人の楽しみの一つでしかたなかったのに、今では、こんなに若い(?)女性も楽しんでいるのかと隔世の感があるくらい、ネット上では女性の盆栽ブロガーさんが多いです

なかには、本格的な小品盆栽に取り組んでいる人もいるようですが、ほとんどは軽い感じのミニ盆栽や豆盆栽を楽しんでいるようで、一部には自分で鉢まで作って楽しんでしまう人もいたり、凄い時代になったものだと感心しています

そして不思議なのは、関東と関西の違いでしょうか。盆栽鉢の春嘉さんも良く書いていますが、関東では幹は細くても古いものが好まれ、関西では太く短くいかにも盆栽という感じの本格盆栽が好まれていることで、確かにいわれてみますと、そのような傾向はあるのかなと思っています。もちろん、関東の方でも本格的な物がお好きな方がいたり、関西でも軽い木を好きな人はいるのでしょうが、傾向としては前述したとおりでしょう

僕自身は細い文人木が好きですので関東寄りですが、別に本格的な木が嫌いというわけではありません。本格的な木は作るのに時間が掛かりますし、技術も必要になりますが、僕の場合、時間もありませんし技術もないもので、本格的な木を作ろうと思っても作れませんし、何より、本格的な木を今から作っても既に存在している立派な木には絶対に勝てませんので、作る気がしないという気分の問題の方が大きいのです

元来、負けず嫌いな性格でもありますし、どうせ趣味をやるのならその分野の一番くらいにはなりたいつもりでやっています。メインの趣味である水石において、一番になるためには、名石と呼ばれるような良い石や良い道具類を所有し、それらを上手に活用して飾ることが、圧倒的に素晴らしいのは言うまでもありません

残念ながら歴史有る名石や名道具類を持つことなど、資金の問題などで一部の趣味家しかできません。そこで我々のようなサラリーマン愛石家は、【飾り】で勝負することになるのです。まあ、【飾り】でしか勝負できない・・・と言った方が正しいのかもしれません(笑)

水石展示会などで目に付く(目立つ)のは、「素晴らしい石」か「素晴らしい飾り」です。普通程度の石とか普通の飾りなどでは、決して来場者の目を引くことはできませんが、「良い石」はそれだけで感嘆してしまいますし、「良い飾り」は、思わず唸ってしまうくらい目や心に焼き付けられるからです

そのため、僕は「良い飾り」ができるようにと、常に心がけていますし、良い飾りとは具体的にどのようなものなのか?・・・などについて勉強をしています。もちろん展示会においても、普通の飾りは絶対にしませんし、人とは違った飾りを行うよう心がけています

例えば、普通の山形の石を普通に飾るのであれば、ある程度技量のある人であれば、誰しも問題なく飾ることはできます。ですので、僕はそのような飾りは、あまり好きではなく、腰高の溜まりや変わった岩型など、人とは違ったものを上手に飾ることを心がけているのです

奇をてらっているわけではありませんが、他人と同じような石を同じように飾っていたのでは差別化もできませんし、自分自身のオリジナリティーを出すことができないのです。そのため、ちょっと変わった石を飾ることが多くなりますが、ある程度オリジナリティーは出せているのかなとも思っています

つまり、飾りを見て「あぁ、これは悠の飾りだ」と思われるようなものです。それに付け加えて「なるほど、この石をこのように飾るのか」と感心させることができれば、僕自身の考えている良い飾りができたということになります(僕の土俵はここですから)

by haruka000s | 2013-01-31 01:35 | その他