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ミニ真柏

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真柏は、昔から好きな樹の一つですので、けっこうの数を作っていて、うちにある樹では一番数が多い樹です

文人・模様木・斜幹・懸崖・半懸崖・変わり樹・多幹・石付き・筏吹きなどなど、ありとあらゆる樹形を作っているくらい好きな樹種です。基本的には細幹が好きなのですが、真柏だけは太い幹でも好きで、太い古枝も挿したりして、年々増殖しています(笑)

真柏の好きなところは、乾燥にも強く強健で管理が楽なところと、樹形表現が自由にできるところが、僕のスタイルに良く合っているところでしょうか。豪壮な樹から文人調の軽い樹まで、不思議とマッチしてしまうのも好きなところです。おまけに、ミニでも簡単に作れますし、大物でも同じように作れてしまう性の良さも気に入っています

そのようなこともあり、毎年、育成樹の穂を採っては挿していて、少しずつ増やしています。とは言え、すぐに盆栽になるわけでもありませんし、ただ増やすだけでは面白くも何ともありませんので、ミニ真柏などを作りながら遊んでいます

この樹も、そんな一鉢で、ミニに仕立ている最中の樹で、連休時にちょっと作ってみたものの一つです

他の人の作り方は、良く知らないのですが、僕の真柏作りの特徴は、この写真を見てもわかるとおり、枝を作りながら、それと一緒に水吸いを作っていくという方法です

舎利を作った樹では、例え細くても水吸いは綺麗にあがっていることが望ましいと考えていますので、ただ舎利を作るだけでは樹にいらないので、例え細くても水吸いを綺麗に仕上げるように作るよう心がけています


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水吸いをあげてから作ったり、樹を作ってから水吸いをあげるのでは、どうしても時間が掛かってしまいますので、これを同時にしようというのがこの作り方の狙いです。写真を見てもらうとわかるのですが、左上に伸びる枝を捨て枝として残しながら、並行して木作りをします

そうしますと、樹勢を落とすこともありませんし、杉葉の発生もある程度抑える事ができながら木作りも進むということになり、真柏作りでは、お勧めの方法です

現在の作業はここまでですが、来春以降は、水吸いをあげる事に専念するようになります。来春にでもなりましたら、その作業工程を書こうと思いますが、水吸いは3~4mm程度まで削りこみます。そして、捨て枝で引っ張るようにしますと、2年ほどで水吸いも綺麗に丸くなりますので、その時点で、捨て枝を落として、それからは太らせない管理をして、持ち込むようにするのです

そのようにしますと、驚くほど早く仕上げることができます。もちろん、この間、植え替えはしてはいけないのは言うまでもありません。興味のある方はお試し下さい

by haruka000s | 2007-11-27 23:20 | 木作り  

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