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苔作り

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今日は苔の増殖方法について、少し書いてみます

苔といっても、たくさんの種類があり、盆栽や山野草にどのような苔が一番似合うのかと言いますと、基本的には毛足の短く揃う苔で、長く伸びない物で、緑が綺麗なものです。このように書くのは簡単なのですが、実際にそのような苔を探そうとすると、なかなか見つかりません
かなり林道を走ったり、山歩きをしたりしても、なかなかお目にかからず、使いたい時に使えないのでは、どうしようもありませんから、仕方がなく自家増殖をしていますので、僕流の増殖方法を、簡単に紹介することにします
この写真が、苔の増殖場所です。錆砂利を敷き詰めた犬走りを作り、ここに雨樋から落ちてくる滴を砂利の上に落とすようにしてあります。境界には桜御影の棒石を設置してあります。その外側には富士川の平青石を組んであり、当初はこの部分に玉竜でも植栽しようと思ったのですが、この部分を作っているうちに、苔の増殖場所も作りたい・・・と、ふと思い立ち、この部分を苔の増殖場所に変更してしまいました(笑)
どのような作りになっているのかと言いますと、構造は至って簡単で、底部分をセメントで固めて、その上に川砂を7~8cmほど敷き詰めてあるだけです。そうしておいて、増殖させたい苔を、一度乾燥させておいて、砂の上にパラパラと蒔いておくようにします。一通り蒔き終わりましたら、苔が風などで飛んでしまわないように、その上に薄く砂を敷き詰めるだけです
その後の管理についても簡単で、雨水だけで充分ですが、真夏には少し潅水するだけで、自然に苔が砂に根付いて、勝手に増えていきます。一番大事な事は、なんと言っても苔の選定にあり、良くない苔を増殖しても使えませんので、必ず良い苔を選ぶことにあります。我が家の場合、近くにスナゴケも作っていますので、ちょっとスナゴケがこの部分に混ざってしまいました。取り除けば良いのでしょうが、邪魔になるわけでもないので、そのまま放置してあります(少し薄い黄緑色をしている部分です)
所々苔が剥がれている部分が見えますが、ここが苔を剥ぎ取って鉢に使った部分です。苔を剥ぎ取ったら、砂を足しておけば、知らない間に胞子が飛んで、勝手に増殖してくれますので、メンテナンスフリーで楽ちんです
また、川砂を使っていますので、苔を使う時も砂を落とすだけで、簡単に張ることもできますし、乾燥させて使う場合も綺麗に使うことができます
場所が無い方は鉢でも代用することができます。鉢底に小粒くらいの赤玉を敷き、その上に川砂か赤玉の細粒を敷きつめるだけで、あとの方法と管理は、上記の方法でOKです

by haruka000s | 2007-04-30 00:00 | その他  

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