真柏文人を目指す
○開催日時
5月14日(土) 13:00~17:00
15日(日) 9:30~17:00
16日(月) 9:30~16:00
○開催会場
甲府市総合市民会館 2階 展示室・和室
(甲府市青沼3-5-44 TEL 055-231-1951)
○主催
山梨県愛石会
お時間のある方は、お出かけ下さい
さて、真柏の文人を作っていながら、このように言っては何なのですが、真剣に作っている木は2本しかありません(笑)
もちろん、どの木も放置してあるわけではなく、普通に作ってはいるのですが、ちょっと気合いを入れて作っているのが2本という意味です
文人用に作っている真柏は小品程度のものから40cmくらいのものまで100本以上はあるのですが、これは何とかモノにしようと思ってちょっと考えて作っているという感じで、1本は現在のところまで想像どおり進んでいますが、もう1本は、作っているうちにアラが見えてきてしまい、ちょっと気合いが削げてしまっています(笑)
こちらが、力を入れている1本です
「・・・・・・・・・・・これが?」と思われそうな木ですが、僕としては珍しく力を入れている1本で、この木を何とか渋くお茶の飲める木にしようと取り組んでいるところです
真柏といえば、やはり正統は迫力のある播幹で、豪快な舎利と水吸いが絡み合ってのハーモニーが真柏最大の見所であります。それから比べれば、真柏の文人樹形はお遊びみたいなものでしかなさそうですが、それもまた一興ということではないでしょうか
さて、現在ではヘンテコにしか見えないこの木ですが、これからどのようになっていくのでしょうか?
僕の頭の中では、珍しく最終形ができている木で、それに向かって作業をしているため、他の木と区別するためにも、他はポット入りのままですが、これは仕立て鉢に入れてあり、置き場も我が家では特等席を与えています
しかし、このままの状態で盆栽屋さんで売られたとしても購入する人はまずいないでしょう(笑)。と言うか、真柏の文人素材などの売り物など、ほとんど無いのかもしれませんね
ちなみに、力を入れていたもう1本はこちらです
普通の人が見れば、力を入れてつくるような真柏ではなさそうですが、好きだから仕方がありません(笑)
by haruka000s | 2011-05-11 23:35 | 文人木