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板幹を目指す

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真柏というと、ジンや舎利芸と水吸いの絡み、白い舎利と赤い肌と緑の葉とのバランスなどが大きな見所となっています

僕が目指しているのも、大きくはこの2点で、特に最初の舎利と水吸いの絡みは一番大事にしているところで、幹芸を見せて作る僕の作風では特に重視しているといっても過言ではありません

前にも書いたことがありますが、「舎利に沿った木目を横切るような水吸い」や「腹にある舎利芸」というのは人工臭が強くあまり好きではありません

色彩のバランスについては、緑(葉)の部分が多いのが一般的ですが、僕は白い(舎利やジン)部分が多い方が好きで、このような木を好んで作る傾向にあり、これが僕の作風みたいな感じでしょうか


さて

今日は「板幹」です。自然界でも数は少ないもので、どちらかというと人工臭の強い芸に当たるかもしれませんが、ミニや小品でこの芸を作ると面白いと思って、いくつか作って遊んでいます

この木は3年前に初めて皮を剥いたもので、今回で3回目の皮むきになります。写真ではわかりにくいと思いますが、板幹の幅は3~4cmほど、厚さは1.5~2cmくらいで、幹の捩れに沿って水吸いを上げており、幹は板状になってきました

前回紹介した木は直径2cm程ですので、あの木も板幹を目指して作っていますので、3年後にはこれくらいになっているはずということで、今回ちょっと紹介してみました。これは20cmクラスの木ですが、10cm暮らすの板幹のミニにも挑戦していますが、これについてはそのうち紹介することにします

by haruka000s | 2010-02-22 00:21 | 木作り  

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