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ハゼの寄せ植え

ここのところ、公私とも多忙になってしまい、しばらく更新ペースが遅れています。ストレスでお腹が一杯という感じですが、かろうじて踏みとどまっているという感じです

土日も仕事になってしまったり、仕事でない休日は自分の私用で一杯で、まったく身体が休まる時がなく、暇を見つけては睡眠をむさぼりながら、生きている感じです(笑)


そんななか
僕の会社にあるサツキ愛好会の展示会が開催されることになり、出品を依頼されてしまいましたので、できるだけ協力しようと、ハゼの寄せ植えを出してきました

4~5日前に言われたので、もちろん事前の用意などまったくしてありませんので、これで勘弁してもらいました(笑)


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主木がハゼの寄せ植えで、添えが茅舎石です。茅舎石は奈良井川産の真黒の茅舎となっています
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by haruka000s | 2010-10-24 23:22 | その他  

真柏

前回はミニになりそうな真柏を紹介しましたが、まあ、これはお遊びみたいなものですし、細幹ばかりを作っていても面白くないとのことから、いろいろな樹形に挑戦しているところです


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この木も挿し木から作っているもので、前回の木と樹齢は同じになり、今春に舎利をつけて放置しておいたものです

曲の善し悪しはともかくとして、僕が好きな樹形はこのような感じで幹の動きが見える木です。幹の動きが見えて、枝表現も不要なものをそぎ取り必要最低限のものだけで表現されたものを作りたいと考えていて、必然的に文人調の木ばかりなってしまいます

この木も、最初からそのような目的で作ってきたもので、挿し木後曲を入れて肥培してきたのですが、どうせ細幹で作るからと、捨て枝なども作らずに作っているもので、不要な枝はすでにジンにしてあります

気に入らない曲になってしまっているため、最終的には植え付け角度を大きく変えて作っていく予定ですが、水吸いを作るのにあと2年ほどかかりそうなため、もう少し時間がかかります

舎利やジンの保護については石灰硫黄合剤を塗っておきますが、ジンについては細いものなので、すぐに駄目になってしまう事が多いです。このような場合は、腐食防止のために瞬間接着剤などを合わせて塗り込んでおきますと細いジンの保護に役立ちます
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by haruka000s | 2010-10-15 22:51 | 木作り  

強行遠足

『強行遠足』とは聞き慣れない言葉だと思いますが、僕の母校である高校の伝統行事となっているもので、他の高校では『強歩大会』などとも称されているものです。中学では10数kmですが、高校ではだいたい50km前後の距離を数時間かけて歩くだけという長距離歩行のことです

母校である山梨県立甲府第一高等学校では、1924年(大正13年)よりこの強行遠足が始まり、全国的にも知られている著名な行事となっています。男子は母校を出発し、佐久往還を夜通し歩いて小諸市役所までの105kmを、22時間以内に歩くという行事で、沿線の風物詩とまでなっています

22時間かけて105kmを歩くということですから、24時間テレビのチャリティーマラソンみたいな感じでしょうか(笑)

今年は第84回の大会となっていますから、その歴史は群を抜いていて、僕が在学していた30数年前には、第50回の記念大会となっていたため、全国版のメディアでもたくさん取り上げられて記念番組まで制作されたほどです

105kmをただ高校生が歩き続けるというのでは過酷なため、途中に検印所や休息所が設けられています。途中でダウンした人は、検印所などから近くの駅まで行って自力で帰ることになります。もちろん、小諸まで行った人も最後は電車でそれぞれ帰ってくることになり、途中の検印所や救護所の運営や沿線の巡視などにもかなりの人数が必要なため、学校の教職員のみならずたくさんの父兄の協力により運営されている行事です
ちなみに、84年間の歴史のなかではコース変更や開催方法の変遷などがあり、昔は24時間で何km歩いても良い時があり、その時の最高記録は162kmだそうで、僕の知り合いが持っている記録です

残念なことに数年前に交通事故による死亡事故が発生してしまい、現在は距離が短縮されて75kmで実施されてきましたが、来年から105kmに戻る事になりました

交通事故が発生して以来、当たり前のことですが事故の再発防止のため協力員を増やすことになり、父兄のみならず同窓会OBも協力することになり、すでに卒業をしてだいぶ経ってはいるのですが、昨年から狩り出されることになってしまいました

先日もその協力のため出動したのですが、我々の学年の担当区間は真夜中から早朝にかけて通行する区間のため、集合時間が夜中の0時30分で、解散が早朝の7時10分です。30数名が動員され、担当業務は沿道の交差点や途中途中で、安全の確保やルートの確保です。母校のためですから仕方がないとはいえ、寒い中一晩中の作業はなかなかつらいものがありますが、皆母校や可愛い後輩のため積極的に応援しました


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このような感じで生徒達は真っ暗な夜中の道を歩いていきます。右側に見える赤い警棒みたいな物を持っているのが我々同窓生で、生徒の誘導をしているところです

我々の時代は、下は運動着で上着は制服で、懐中電灯・水筒・おにぎりなどをナップサックに入れる姿が普通でしたが、今では服装は自由のようでカラフルで近代化されているようです。ipodを聞きながら歩いていたり、携帯をいじりながら歩いている生徒もいますので、時代の変遷を見せつけられます


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ちなみに、検印所とはこのような感じで、ここで検印を行い次の検印所を目指して生徒は出発していくことになります。この時は朝6時くらいですから、まだ残り時間は6時間ほどあり、頑張れば40kmくらい歩くことができるかもしれません

それにしても、雨の中を帽子もかぶらずに歩く生徒を見ていると、さすがに可哀想に感じてしまい、思わず車に乗せていってあげたくなっちゃいますが、さすがにできませんし、生徒もそのようなことは望んでいません。自分の可能性にかけて歩いていくというのが、何とも尊く感じます


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しかしながら、人間の疲れには年の変遷などは関係なく、今も昔も同じです(笑)

息も絶え絶えに足を引きづりながら検印所に向かってくる生徒もいます。こんな写真ではわからないと思いますが、この生徒は今にも倒れそうな感じでした。へばってボロボロになりながらもあきらめず次の検印所を目指して歩き始める子供を見ていると、何となく熱くなるものを感じてしまうのは僕だけでなく、皆も同じで温かく見守っている感じでした

昨年から協力を始めたのですが、昨年は明け方氷点下まで冷え込む寒さでしたが、今年は雨になったため寒さは緩んだので、協力する我々は助かったのですが、この雨の中歩き続ける生徒のことを思うとちょっと可哀相でした

協力期間は5年間という事ですので、あと3回協力しなければなりません。あと3回もあるのかと思うと気が重くなってしまいますが、母校のために頑張ってみることにします

今回の3連休もそうなのですが、9日の土曜日は勤務になってしまい、10日の日曜の真夜中から早朝までが強行遠足の手伝いで、午後からは子供の発表会、本日の11日も勤務でした。10日の朝から昼方までは時間があるにはあったのですが、体を休めるためうつらうつらしながら犬と一緒に寝てました(笑)

今週末と来週末も16日と24日が、11月の3日も出勤になってしまい、盆栽を楽しむどころかなかなか休む時間がとれません。どこかで休まないと身体がもちそうにありません


◎今日の一言
なんとかして代休をとるぞ!



ちなみに、母校の強行遠足の概要と歴史はこのような感じになっています

http://www.first.kai.ed.jp/ensoku/history.htm
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by haruka000s | 2010-10-12 00:42 | その他  

真柏ミニに挑戦

僕が作っている樹のほとんどは文人調の細幹です。以前に書いたかもしれませんが、太幹でガッシリとした豪快ないかにも盆栽らしい模様木が嫌いということと、細幹で痩せの効いた樹の方が断然お洒落で、見ていても飾っても飽きずに眺めていられる洒落た樹の方が好きだからです

また、性格的に天の邪鬼なところもありますので、皆の行く裏道を歩くことが好きなこともあって、一般受けするような樹よりも、ちょっと変わった樹を作りたくなってしまいます(笑)

そのため、ほとんどの樹は文人調のものばかりで、多幹樹・寄せ植え・懸崖・石付き・根上がり等どのような樹形であっても細幹でも何とか見られるような樹を目指して作っているのですが、最近は、いわゆるミニ盆栽というのにも興味が出てきまして、ミニ盆栽にも少しチャレンジし始めたところです

ミニ盆栽の定義というのはいろいろあるようですが、僕が何となく考えているのは「樹高が10cm以下」のものです。なかには7cmとか5cmとかこだわっている人もいるようですが、とてもそんなに小さなものをつくることはできませんし、ましてや管理することなど不可能ですので、10cm以下くらいに考えています

少し前に紹介した赤松や黒松は、細幹でこのサイズを目指しているものですが、普通の小品盆栽(20cm前後)を目指しているもののなかでミニにできないものはないかと探したところ、ミニにできそうな真柏がいくつかみつかりましたので、今日はそのうちの1本を紹介したいと思います


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この木は挿し木から5年ほど経過したものです

それほど生育が良くなかったもので、放置しておいたものですが、低い位置から芽が吹いてきていたためミニにできるかなと考えているものです

今春に軽く舎利を入れておき、小さな芽を大事にしようと周囲に生えていた枝はすべて切除しておき今日に至ります。芽の出ている位置は3~4cmくらいですから、これなら何とかミニになりそうです。細幹のミニ真柏も別に作っているのですが、今回は珍しく太幹です(笑)

あと1~2年かけて水吸いを作ってから、木作りに入りたいと考えているところで、水吸いとジン舎利の取り合わせが出来不出来に関わってきそうな感じです。でも、現状はまったく白紙状態で、来春になったら、少し考えてみようかなと思っているところです



◎今日の一言
会社の夏休みは5日間あるのですが、2日休めただけです。せめて、もう少し休みたかった
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by haruka000s | 2010-10-07 23:52 | 木作り  

真柏根連れ

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これは、以前に紹介した真柏の根連れ素材の幹です

小品の根連れにしようと思い、今年の正月くらいに針金を掛けたもので、半年以上も放置しておいたので、そろそろ針金を外そうかというところです

一昨年に挿し木をし、昨年の春に寝かせて植え付けを行い、今年の正月に最初の針金を掛けましたので、挿し木から2年半ほど経過しているもので、ほとんど放置状態で肥培だけしていたものです。根の部分は直径1.5cm前後にまで太りましたので、これくらいで充分でしょう

針金を掛けて以来、手にとって見る事もなかったのですが、針金を外そうと手に取って見たらかなり食い込んでいました。これくらい食い込んでいれば、だいぶ曲も固まったものと思われますが、明らかに外し遅れてます(笑)


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針金を外した状態がこちらです。丸幹で作ろうかと思っていたのですが、勝手に舎利になりそうです(笑)


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あとは上部を作っていく事になりますが、15~20cm程度で真柏の根連れですから、仕上がりの感じがなかなかイメージできにくく、さてこれからてどうしようかと考え込んでしまいそうです

今後は幹に高低・太細の変化をつけながら、作っていくことになりますがなかなか難しそうです
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by haruka000s | 2010-10-03 00:05 | その他