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瀬田川探石・2

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探石旅行とは言え、今回は瀬田川の探石と京都での弘法さん(弘法市)の見学も兼ねての旅行でしたので、2日目は京都へ行きました

弘法さんは、京都の東寺で開かれている有名な市(いち)で、生活雑貨・古道具・骨董品・服飾・食品などたくさんの露店が出店している大きな市で、一緒に行った仲間は「卓や水盤などの出物があれば・・・」と、いうことで行ってみたのですが、想像どおり欲しいものは何もなかったです

それにしても驚いたのは外人の観光客の多さで、たくさんの外国人観光客の方が訪れていました。大きな市なので、遠くは新幹線の始発に乗って東京からもお客さんが来るそうなのですが、そこまでするほどのものかとも思いました


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かなり雑多なものまで売っていたのですが、まさか盆栽まであるとは思いませんでした。水石もほんの少しですが売っているのを見ました。ちょっと覗いてみたのですが、これといってめぼしいものは見あたらず、ちょろっと見ただけで、箸だけを売っている箸屋さんにちょっと興味をそそられたのですが、気に入ったものはありませんでした


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それと京都らしいと言えば京都らしいのですが、着物を着ていたおばさまも何人か見かけまして、こんなところに着物を着てこなくても良いのでは・・・と思いつつも、何となく良い感じでして見惚れてしまってました(笑)

弘法さん見学の後は、市内に向かったのですが、さすがは有名な観光地で、市内は県外ナンバーの車がそこら中を走り回っていましたし、電車で来た人が利用するのでしょうか・・・


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新門前周辺をブラブラしたり、洛北愛石会の水石展示会を見学したりして、山梨に戻りました

時は連休中でもあり、ETC通行料1000円効果もあって、帰りの名神は少し混んではいましたが、渋滞で数珠繋ぎというほどではなく、それほど時間もかからずに帰ってくることができました
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by haruka000s | 2009-09-30 00:01 | 水石  

瀬田川探石・1

夏休みを利用して瀬田川に探石をしに行く予定でしたが、長梅雨の影響で水量も非常に多いという地元の方の情報を得て、とりあえず延期にしておいたのですが、探石仲間との日程調整を図りシルバーウィークに出かけることができました

瀬田川の石は石質の良さ・石種の豊富さ・石量の多さなどが有名で、比肩する質を持っている石は他の河川にもいろいろとあるのですが、石種の豊富さや石量の多さは比較にならないくらい少なく、どの河川に行っても護岸工事や堰堤等の影響で、川が荒れず種石が非常に少なくなっているのが現実です

ところが、瀬田川は種石(真黒・梨地真黒・蟹真黒・虎石・蓬石等)が豊富で大量にあるので、なかなか石が枯渇しませんし、愛石家を楽しませてくれる一級の河川です。地元の山梨では釜無川の滝石が有名なのですが、種石の出る大武川が上流部から最下流部まで膨大な数の堰堤が建設されてしまい、現在では滝となる白い部分(石灰質)を咬んでいる種石を見つけるのにも苦労するくらいですから、何とも羨ましい限りです

だからといって瀬田川が良いばかりとは限らず、大きなネックもあり、それは 【河原が少ない】 と言うことです。琵琶湖からの流れ出しから始まり、下流に行けどもいけども河原はほとんど無く、川幅一杯に水が流れていて、石を拾う河原が異常に少ないという欠点もあります

僕が最初に瀬田川を訪れたのは10数年前になりますが、その時などは河原を探すために、上流から下流へと行ったり来たりするだけで、時折、川に降りるもまったく拾えずに傷心の思いで帰ってきたくらいで、露出している石の少なさもピカイチと言えるかもしれません

元々石種や石数は豊富でしたので、過去からはたくさんの石が養石されていて、どこの展示会へ行っても必ず展示されているくらいですから、相当数の石が出回っているはずで、今現在、河原に露出しているよりも愛石家の棚に収まっている数の方が多いはずで、それくらい拾うことができる石が少ない(拾う場所がない)という大きな欠点があります

夏の初めは長雨で増水していたようですが、幸いにもその後の小雨などにより川の水は少なく、探石には絶好のチャンスでした。だからといって、とてつもなく河原が露出しているわけはありませんし、探石銀座なのでたくさんの探石者が拾った後になりますので、目こぼしや小品狙いになり、まあ、お土産石でも拾えれば良いくらいの気持ちです

過去に3回行っていますが、そのうち2回は坊主でしたので、過度の期待はしていないものの川を目の前にしますと、良い石はないかと目を凝らして探すのは愛石家の性みたいなものです(笑)

さらっと河原を歩いて様子を見たところ、肌の良い石(梨地・蟹・虎石等)や若干でも変化のあるような石は、先行者に見られた形跡がありましたので、狙いを「川擦れの良い茅舎などの姿石」や「川擦れの良い立ち石系統」を中心に探すことにしました


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そうしてゲットしてきたのがこれらの石です

左3個は真黒石で、一番右は蒼黒(蓬でしょうか?)です。この蒼黒石などは、見つけた瞬間はかなり良さそうな石だと思ったのですが、手にとって眺めてみると、左の稜線に若干の難があって、形状的にはやや甘いのですが、お土産としては十分で、家で楽しむくらいなら文句はありません。大きさも高さが30cm近くあり飾り甲斐のある大きさです

これらの他は、山形を2石と飴虎を1石という成果でしたが、坊主覚悟の探石行にしては、予想以上の成果があったと思っています。また、同行者もそこそこ見られる石を拾えたようなので、全体としては良い探石行になりました

今回の探石行においては、関西の著名な愛石会である醍醐愛石会さんの会長さんはじめ会員の皆様のご協力を得て、河原の案内などをしていただきました。このような場で何なのですが、深く感謝するとともに厚く御礼申し上げたいと思います


瀬田川から帰ってきたばかりなのに、また行きたくなっています(笑)
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by haruka000s | 2009-09-26 23:35 | 水石  

土破石

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水石の景状の一つに土破石というのがあります

土破とは石の破面を表している言葉で、平らな破面で風景(自然の景色)の一部を表すという事で、平らな場所を総称したようなものです

つまり、平野や盆地などの平らな景色を表していたり、何段か平らな破面があるような場合は河岸段丘を表していたりと、水石としてはシンプルな形状です

平らな破面さえあれば土破になるかというと、それほど簡単なことではなく、シンプルな形状だからこそ細かな約束事も決まってるのですが、それは時間のあるときにでも書いてみます
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by haruka000s | 2009-09-19 21:15 | 水石  

茅舎

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盆栽や水石に関連するものとして茅舎というのがあります

銅製や陶器製が一番多く、まれに木工製品の茅舎が見受けられます。もちろん、水石ではズバリ茅舎石というのがあり、小さなものは盆栽の添えに使われたりする事も、昔から良く行われていました

水石の世界では「茅舎三寸」という言葉があるように、小さなものを愛玩するような感じで親しまれてきました。もちろん、いまでも大多数の人は茅舎は小さいもの程よろしいと思っていますが、これは添えとしての利用を前提として考えているからであって、添えとしてしか利用してはいけないと決められているわけではなく、飾りの主役として利用しても問題ありませんので、僕は比較的大きな茅舎もいくつか持っています

この陶器製の茅舎も、10数年前に主役として飾るつもりで入手しておいたものです。作者は苔州とありますが、作者の詳細についてはまったくわかっていません

いままでに、この作者のものは何点か見た事がありますが、どれも薄造りで、このように若干の彩色が施されているものがほとんどでした

これは正式には茅舎ではなく、昔のお茶屋さんです。茅舎はありきたりですが、お茶屋さんというのが非常に気にいって求めたように記憶しています

さて、なぜ茅舎というのが、盆栽や水石で使われるようになったのかふと考えてみました。茅舎の定義みたいなものとすると、「田舎の古い小さな古民家」ではなかろうかと思います。いくら古くても庄屋さんのような立派な住宅は茅舎とは呼ばれません。また、古くてもちょっとモダンな古民家も茅舎とは呼ばれず、あくまでも古くて趣のある古民家だけが茅舎と呼ばれています

「古さ」は「寂び」に通じ、「小ささ」は「侘び」に通じているため、侘び寂びを感受する事ができる日本人ならではの感覚に通じるものがあるのではないかと思っています。また、そのようなものは、都会で生まれ育った都会生活者の人にでも、なぜか郷愁を呼び起こされるような感じで、この郷愁というのも日本人ならではの感覚ですね

茅舎の古いものは銅器が多く、古いものは江戸時代にまで遡って作られています。江戸時代は銅器(鋳銅)製造が盛んでしたので、銅製・鋳物・銀製などの古い茅舎も希にあります。ですから、茅舎に「美」を見いだしているのは、郷愁を感じる現代人だけではなく、江戸時代の人々にも共感されていたと思うと、江戸時代の人の美に対する感性というのは凄いものがあると驚嘆してしまいます

ちょっと話が脱線してしまいましたが、何はともあれ茅舎というのは良いものですね


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ちなみに、今月の我が家の床の間は、この茅舎を利用してこのような飾りを行っています。主役が茅舎(お茶屋さん)で軸は鈴虫です。賑やかだった蝉の声が終わるとともに、夏の終わりを惜しむように鳴き始める秋の虫もなかなか良いもので、夏の風情は降り注ぐ太陽・入道雲・蝉などのように主役は昼間のものばかりですが、初秋の今頃は、虫の音や名月(十五夜)のように夜のものが多くなっています。騒々しいTVが無い昔の人々は、研ぎ澄まされた感覚で夜までも楽しんでいたかと思うと、なんとなく現代人の生活が怠惰に思えてきてしまいました(笑)
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by haruka000s | 2009-09-16 00:11 | その他  

施肥

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今週は月曜日から色々な会合があり(もちろん夜です)、忙しかったです

今晩も、これから高校の同窓会で、明日は地区の運動会で役員として早朝出勤
8月には地区のお祭りや防災訓練などが終わり、明日の運動会が終われば
とりあえず地区の行事は一段落しますが、とにかく疲れました(笑)

なかなか盆栽をいじっている暇もないのですが、先日、とりあえず施肥だけは行っておきました

この鉢は、春先に山取りしてきた赤松小苗で、3本程枯れていますが、あとは無事活着したようで、この鉢も施肥を始めました

雑木はほとんど化成肥料ですが、松柏には、玉肥と化成肥料の混合です
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by haruka000s | 2009-09-12 16:52 | 木作り  

赤松一部枯死

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先日、赤松の枯死軍団をお見せしましたが、今日は多幹樹の一部だけが枯死したものを紹介します

右から、五幹・五幹・三幹という具合に作っていたのですが、ほとんどの子幹が枯れているのがわかると思います

枯れた長寿梅のところで、「若くまだ根の張りが良くない木は水切れに弱く、根の張りが良い木は水切れに強いのでは」・・・というような事を書いたのですが、この多幹赤松についても、まったく同じ傾向で、主幹は枯れていないのですが、ほとんどの子幹が枯れています

これらは昨年寄せたものですが、子幹はまだ根の張りが良くないので枯れて、主幹はしっかりと根が張っているので、かろうじて助かったのではないかと考えています


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本日、肥料をやりながら枯れた子幹を外してみました。何とも寂しい姿になってしまい、これでは文人にするか、石付きにでもするしかなさそうです

同じような感じで、五幹が三幹になってしまったり、三幹が双幹になってしまったりと、子幹の一部が枯死してしまった多幹樹が、この他にも10ポットほどでてしまいました

まあ、これから新たに作る楽しみが増えたと思えば良いかな(笑)
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by haruka000s | 2009-09-06 23:47 | その他  

生き残り(カラマツ)

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水切れ被害については、昨日紹介した赤松をはじめたくさんの樹種に及んでいます

しかし、枯れたと思っていても運良く息を吹き返したものもあって、このようなものを見ると何となくラッキーと思ってしまいます(笑)

このカラマツも、枯れたと思っていたけれども息を吹き返した1本です。今年の春に北海道の五朗さんから送って貰ったばかりなのに、1年も経たないうちに枯らしてしまったのでは、あまりに申し訳なく、何とか復活してくれないかなと、風通しの良い日陰で管理をしておきました

そうしたところ、数日前から緑の新芽が見えるようになってきて、何とか復活してくれそうで、とりあえずホッとしています


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少し前までは枯れた茶色の葉に覆われていたのですが、ここまで吹いてくれば、とりあえず枯れの危機は脱出できました

それでも、相当痛んでしまっているはずですので、1年くらいは気をつけて管理をしたいと思っています
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by haruka000s | 2009-09-01 23:43 | その他  

赤松枯死軍団の全容

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水切れからほぼ半月ほど経って、本当に枯れてしまったのか? 何とか芽を吹かせてきて復活しそうか、だんだん明らかになってきました

この写真は、ミニや小品用の赤松枯死軍団の全容です(笑)。1トレー20ポット入りで、5トレーありますから、これで100本ほどありますが、ざっと見て、生きているのは4分の1か5分の1という感じです

日曜の午後、ちょっと時間がありましたので、そろそろ完全に枯れてしまった木を処分しようと、久しぶりに盆栽をいじってみましたが、このように並べて写真にしてみますと、やはり、たくさん枯れてますね~。情けなくなってしまいます


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用土・ポット・針金などは再利用しますので、とりあえず使っていたポットと底網を纏めてみました。上の写真以外にも枯れているのが少しありましたので、100本近くはある感じです

それにしても、ちょっともったいない事をしてしまいましたね
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by haruka000s | 2009-09-01 00:24 | その他