<   2009年 03月 ( 10 )   > この月の画像一覧

 

老爺柿植え替え・整枝

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老爺柿は、それほど好きな木ではありませんが、この木はただ棒状の木で安価に売っていたので、3年程前についつい買ってしまったものです(笑)

実は筆柿みたいに細長く小さな実で、色は普通のオレンジです。山柿の風情には劣りますが、実が小さい分大木の風情も出そうかなと思っています

幹筋はそれほど味のあるものではないのですが、傷もなく上部だけを曲げこめば、何とか作れそうかなと思い、3年間かけて少しずつ文人風に作ってきました。ちょっと見られそうな素材になってきましたので、今春、いよいよ本格的に作っていこうと考えています

(写真は植え替え後のものです)


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まずは根処理です。案の定根をほぐしていますと親指ほどもある絡み根が出てきましたが、すべて追い込んで底根までたどって処理をしまし、駄鉢に植え込んでおきました。これで、2年ほど作れば、何とか根も良くなってくれる事と思います


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次に上部の整枝です。この写真は、整枝後の写真になりますが、少しでも個性を持たせようと思い、差し枝を若干落とすとともに、これに2つの枝棚を作ってみました

最終的には、優しくフワッとした文人にしたいので、差し枝に棚を作るのはちょっとためらったのですが、まあ、いくらでも作り直せるので、現段階ではこれでも大丈夫かなとも思っています。ちょっと、右の枝が薄いので、もう少し欲しいところでしょうか

少しずつですが、何となく盆栽らしくなってきました。このような変化が盆栽の面白いところですね


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リンクのコーナーを作りました
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by haruka000s | 2009-03-28 23:58 | 文人木  

真柏整枝

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この真柏は、盆栽再開時に挿し木苗を買ってきて、最初は曲を付けておき、その後に水吸いを作っておいたものです。だいぶ枝葉も繁茂してきて、そろそろ作れる状態になってきましたので、夜の遊びにと軽く作ってみることにしました

写真ではわかりにくいのですが、幹はうねりながら斜上させてあり、幹の捩りにあわせて水吸いを作り、板幹状にしてあります。右へ伸びている枝群については、ジンにする予定なので、そのまま放置してある状態です

斜上する幹の左上部に枝葉の塊がありますが、この部分で作ろうと考えています。この部分は、当初、杉葉の塊でしたが、3cm程の小さな小枝だけ残して切除し、この小枝を曲を付けながら伸ばして、この状態になっています

まだ若干杉葉が残っていますが、杉葉を整理しても作れそうなので、遊んでみる事にしました


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整枝後の写真がこれです

写真がわかりにくくて申し訳ありませんが、下方からと上部から右へ伸びている枝郡がありますが、これはこれからジンにします。ジンにするために今の状態で皮を剥いても良いのですが、もう少し太らせたジンにしたいので、しばらく放置しておきます

下の枝は来年くらいに剥き、再来年くらいに、上部の横枝と天の枝をジンにする予定です。下の枝は、あと1年位の肥培で大丈夫と思いますが、上部の横枝と天ジン部分は、まだまだ細いので、もう2年ほど伸ばさないと、思ったような太りが得られないからです

それと水吸い部分については、年に1~2回剥いてきて、このような姿になってきました。現在の様子でも、だいぶ丸みが出てきましたので、このまま作れば1~2作で綺麗な丸みのある水吸いになりますが、ここからさらに剥いていこうかと考えています

上部のジンにする捨て枝を残してありますので、まだまだ木を引っ張る事ができますので、水吸いを作るのもそれほど時間は掛からないと思うからで、いきなり木を作ってしまいますと、水吸いがなかなか丸まることはありませんので、注意したいところです


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上部からの写真がこれです。上部の横枝でジンにする部分については後方にある屈曲させた部分で、天ジンにする部分は、頭部の上にある銀の針金で曲を付けている部分です。必要な部分の日照を確保するために、ジンにする枝については、先の方だけ葉を残す事にしてあり、不要な葉はすべて切除しておくようにしておき、全体の樹作りを進めていく予定です

全体の構想としては、頭部については普通に処理し、左に2本の差し枝を作っています。それと、ちょっとジンを多めにしたので、煩くなりそうなので、木に弾みを付けるため、後方に落ち枝を作って、普通っぽくしないようにしています。そうすることにより、なんとなく僕の木になりそうなので・・・(笑)
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by haruka000s | 2009-03-23 00:41 | 木作り  

赤松山実生苗の植え付け

あまりに忙しい日々が続いているのですが、今日はお墓参りだけ行ってきて、あとは盆栽の植え替えをしていて、ほぼ予定していたものの植え替えは終了したので、ちょっとホッとしているところです

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とは言いましても、畑からあげなければならない真柏が、まだ残っていて、これを思うと頭が痛くなってしまうのですが、まあ、こちらはボツボツやっていくことにしようと考えています

本日は、赤松山実生苗の植え替えについてです


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昨年、知人の作業小屋の庭に生えていた赤松苗を貰ってきたものがありますので、これをポットあげしました
抜いてきた時期があまり良くなかったので、かなり枯れるだろうと予想していたのですが、ほとんど枯れずについてしまいましたので、ちょっと困っています(笑)


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鉢から抜いてみますとこのような感じで、共生菌もかなりはびこっていますし、根の状態もなかなか良さそうです。このような現状では、このままもう一年放置する事もできませんので、面倒ではありましたが、ポットあげすることにしました。70~80本かそれ以上ありそうなので、1本ずつあげていたら面倒なので、1本植え・双幹・三幹・多幹と、適当に分けて植えました

それにしても、鉢から抜いてこの姿を見た時は、ちょっとげんなりしてしまいました(笑)

いつもなら、針金を掛けてポットにあげるのですが、とてもそのような事をしていられませんので、機械的に植え替えだけしました

しっかり根づいたものだけ、今秋にでも針金を掛けようかと思っているのですが、人気のない赤松をこんなに作ってしまって、ちょっと後悔しています(笑)
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by haruka000s | 2009-03-21 23:10 | 木作り  

赤松の鉢上げ・2

ここのところ、仕事が忙しくて参っています。とは言いましても、職を失っている人もいるご時世ですから、仕事があるだけでも、有り難いことと思っています
それでも、最近は早く帰宅できる時で23時くらいで、遅ければ日付が変わってから、といって具合ですので、年を考えるとさすがに堪えます
このような具合ですから、レスポンスが遅れ気味になってしまいますが、ご了承下さい


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この写真は、2年前の2007年春に撮ったもので、ただ細いだけの苗木でした


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最初の写真では、少し大きめの曲を入れておいたのですが、どうも、似合わないので、曲を少しずつ修正して、緩やかで細かい曲に直してあります

鉢上げ時には、ねかし気味だった幹を少し起こして植え付けてあります。もっと起こそうかなとも思ったのですが、これくらいの角度の方が、使うことができる枝も増えそうだと思い。これくらいの角度に修正しました


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一緒に同じくらいの赤松を何本か鉢上げしたのですが、見てのとおり相変わらず文人ばかりになってしまいました(笑)
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by haruka000s | 2009-03-21 00:09 | 木作り  

赤松鉢あげ・2

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前回の記事は、疲れすぎていて、記事を書いていて途中でダウンしてしまいました

ここのところ毎晩帰宅は11時過ぎとハードな一週間の始まりですが、あと2週間ほど頑張れば、仕事の方も一段落しそうなので、それまではなんとか我慢です

本日は、鉢あげした赤松の続きになります。ご覧の通り相変わらず薄模様の文人で、使えないだろうと思う不要な枝は全て切除し、太めの枝については爪ジンにしてあります。こうして見ますと、なんと寂しい姿になってしまったのかと嘆きたくなりそうですが、これも自分のお気に入りの木にするためには、仕方がない事とあきらめています

作業内容は、不要な枝の切除とともに軽く幹を矯正してあります。写真ではわかりにくいかと思いますが、あちこちからブツブツと芽が吹いていまして、こちらも同じ所から複数出ているもの、あるいは、この場所に枝はいらないだろうと思う場所にあるものは掻いてあります


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このまま、2年ほど肥培しておく予定で、しばらくは、餌だけあげて放置状態になります(笑)。気が長い話ですが、こんなに裸状態になってしまいますと、どうにもなりません


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2年前の写真はこのような感じで、多少は前進しましたが、まだまだこれからですね~。肌が来だすのにはあと10年くらい掛かりそうなので、気長に遊ぶ素材になります。それでも、このような文人は、このように手間暇かけた作り方が王道なので、仕方がありません(この写真は、2007年5月にアップしたものです)
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by haruka000s | 2009-03-18 00:36 | 木作り  

赤松の鉢上げ

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今日は久しぶりに盆栽三昧な一日を過ごしてました
先週、庭植えの木の鉢上げが終わりましたので、今日は植え替えをしなければならないものの植え替えをしようと思い頑張ったのですが、結局終わりませんでした

この赤松は、ちょっと大きめの山苗を4年ほどまえに取ってきて、ポット→ポリ鉢と育成してきた苗ですが、そろそろ、最初の躾をしようと思い、鉢上げすることにしました

同じくらいの手が、5~6本あるのですが、昨秋(夏の終わりくらいだったかな)に新芽を止めて、そろそろ本格的に作り出そうかというところなので、鉢上げすることにしました

現在のように、ポリ鉢で作り出してもかまわないのですが、ポリ鉢の難点は軽さにあり、強風が吹くと簡単に転んでしまいます。木を育成している段階であれば、転ぼうが枝が折れようが問題はないのですが、いざ作り出そうとすると、必要な枝だけで作ることになると思いますので、転倒防止も兼ねて安定感のある駄鉢に植え替えることにします


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ポットから抜くと、根はこのような感じでもう根が動き出しているのがわかります。これでは、ちょっと遅すぎる感じですが、時間がないので仕方がありません。なんとか木に頑張って貰うことにします(笑)

共生菌もびっしり着いていて、もう少しこのまま作りたい気分ではありますが、鉢で締めながら作っていきませんと、肌が来るのにも時間が掛かってしまいますので、心を鬼にして鉢上げです
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by haruka000s | 2009-03-16 00:27 | 木作り  

真柏挿し木

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先日、近所にある盆栽屋さんに用土を買いに行ったら、ちょうど畑上げ真柏を鉢あげしている最中で、大量の剪定ゴミ(剪定した不要枝)がありましたので、挿し木用にと、面白そうな曲のある部分と挿し穂をもらってきました

挿し穂は普通の挿し穂(糸魚川本性)を少しですが、『面白そうな曲のある部分』とは、ちょっと太めで挿しておけばすぐに見られるような枝分かれみたいなところです。ミニ盆栽を作っている人が、古枝を挿すのと同じですね


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盆栽世界という雑誌に真柏の太枝刺しという記事が出ていましたが、まあ、あれと同じです。真柏は挿し木が容易にできますので、そこそこ太い部分でも簡単に発根します。剪定カスの中を注意して探してみると、素晴らしいというような物は見つかりませんが、これくらいなら何とかなるな程度の物であれば多少はありますので、このようなものを貰ってきました

特に変わり木が好きなので、三幹や多幹樹形になりそうな部分は大好物でして、昨年から少し挿しています

刺し方は至って簡単で、単純にトロ箱へ鹿沼土を敷いて挿すだけです。盆栽世界では、保湿のために室(むろ)みたいな物の中に入れておくと出ていたようですが、僕の場合はそこまでせず、ただ挿しておくだけです

ただ、注意しておきたいのは、深いトロ箱に鹿沼土を浅く敷いておくという事です。普通の挿し木であれば浅めのトロ箱を利用したりするのですが、太枝刺しについては深めの物を使う事によりある程度湿度が保てますし、おまけに鹿沼土を使用する事により湿度保持がさらにアップしますので、このような刺し方で挿しておきますと、親指くらいの挿し穂であれば、ほぼ活着します。より確実にするのには、鹿沼土を細粒にすれば完璧で、より確実に発根します

特に、春先の今の時期は発根が一番期待でき、今回も全てが活着すると思いますので、ミニ真柏を作りたい方はチャレンジしてみると良いと思います

鹿沼の小粒で挿すと根が良く走りますし、細粒で挿すと細かい根がたくさん出るというそれぞれの特徴がありますので、自分のスタイルにあった刺し方で行うと良いかもしれません


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今回、トロ箱に入りきらなかった枝が1本ありましたので、こちらは普通のポリポットに、挿しておきましたが、これでも充分活着するはずです
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by haruka000s | 2009-03-15 01:00 | その他  

癒し

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僕の仕事は、年度末になると忙しくて、ここのところ、帰りが非常に遅くなっています

歳のせいもあり、体力が落ちていることとも相まって、ただいまヨレヨレ状態です

それでも、あと10日~2週間くらい頑張れば、なんとか先が見えてくるところまできました。毎晩、帰ってきてはお酒を飲んでバタンキュー状態ですが、先週末に庭から掘りあげて鉢上げした真柏か赤松の素材に、1本だけ針金を掛けてから寝ているのですが、これだけが唯一の楽しみで、大きな 癒し となっています

盆栽を再開して良かったです


本日の写真は、先週末鉢上げしたミニ真柏の石付き素材です。普通の木も良いのですが、石付きも想像力をかきたてられて面白いですね。根が石を噛み始めるのを見ていると、また石付きを作りたくなっちゃいます(笑)
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by haruka000s | 2009-03-13 00:50 | 石付き  

シデザクラ鉢あげ

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この写真の左下隅に写っているシデザクラも小さな苗をもらったもので、2年ほど地植にしておいたものです

この木も軽い文人風に作ろうと、不要な枝が出ると切除したり、頭部になりそうなところは、剪定などしながらお籠もりしていたもので、そろそろ鉢あげしても良さそうなので、ついでに鉢あげしておきました


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この木も見てのとおり盆栽の本筋とは離れている感じで、このような細幹樹形は好まれる方は少なく、なかなか見る事ができない樹形ではないかと思っていますが、このような軽い木が好きなため、仕方がありません。展示会などに行ってもこのような木はほとんどないでしょうし、ネットで盆栽サイトや盆栽ブログなどを見ても同じような木はまずありません

なんとなく、ひたすらマイナーな世界に没頭しているような感じではありますが、それはそれで美意識の違いでしょうから、どうにもなりません

もちろん、幹太く豪壮な模様木が嫌いというわけではありませんが、人の真似をするというか、同じような事をするのが嫌いな天の邪鬼的なところがありますし、何よりも軽い木の方が上品に見えるため好きという感じです

それでも、このような木ばかりですと、飽きるというか作り甲斐がないのも事実なので、色々なタイプの木作りに挑戦していきたいと思っています


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本日、ふと庭を見ましたら、片隅に福寿草が咲いているのを確認しました。いよいよ春がきたという感じで、なんとなく気分も浮かれますね
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by haruka000s | 2009-03-08 22:03 | 文人木  

コデマリ鉢上げ

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野梅と一緒に植えておいた木が何本かありましたので、野梅の鉢上げと同時にこれらの木も、鉢上げすることにしました

最初はコデマリです。正式には黄金コデマリというそうで、葉の色が薄い黄緑色(黄色に近い)をしたものです。こんな木はまったく興味がなかったのですが、知人から小さな苗をもらったので、作っているのですが、この木はもらった苗ではなく、剪定枝を挿し木したら簡単についたので、地植えにしておいたものです

地に植えて3年になりますが、すでに、もらった苗よりは数倍太くなってしまいました。地植え恐るべしですね。もっとも、この場所には、大量に有機質肥料が入れ込んであるので、どの木も恐ろしく生長してしまいます


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これが掘りあげた直後の写真です。この写真のように当初は斜幹にしようかと考えていました。また、昨年太根を切除して植え直しましたので、新しい小根が発根しているのがわかります


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これが鉢上げ時の写真です。軽い斜幹の木が好きだからといって、斜幹ばかり作っていたのでは面白くもありませんし、おまけに場所を取ってしまいますので、文人にしようと立てて植え付けをしてみました
文人と言うよりも軽い斜幹気味ではありますが、これくらい立てておけば、それほど場所を取りませんので、まあ良しとします

頭部と幹の下部に不要な枝があるのですが、頭部についてはどちらの枝で作っていくか未定なので、とりあえず両方残しておきました。下部の枝についても切除してもかまわないのですが、上部の作り方によっては食いつき枝にしても良いかなと言うことで、こちらも残してあります

まあ、どちらにせよたいした木ではありませんが、優しい木になれば良いかなというところです
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by haruka000s | 2009-03-01 23:57 | 文人木