<   2008年 12月 ( 7 )   > この月の画像一覧

 

年の瀬

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今年の年末年始は暦の関係で長い連休になり、ゆっくりできて有り難いのですが、さすがに年の瀬でやらなければならない事は山積していて、先日は餅つきを行いました


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昔は、あちこちから頼まれたりしたもので、一日50臼くらい搗いた時もありましたが、さすがに歳をとってきてからは、そこまでの体力もなくなってきたので、搗く数はかなり減らして、今では20臼くらいしか搗きません


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子どもの頃から餅つきをしていましたので、餅つき歴は40年近くになり、そろそろプロの領域に踏み込んできたのではと思っています(笑)

餅米の洗い・冷やかし・蒸かし・搗き・手返し・伸しとすべての行程を仕切りながら、近所のおばさん達にも手伝ってもらいながら餅つきを行います

白い普通の餅がメインなのですが、こちらでは豆餅というのも搗きます。豆餅は餅の粒が残るような感じにしますので、餅米とうるち米を半々にして、それに大豆・青のり・煎り胡麻。砂糖・塩などで味付けをして搗きます

長い年月、この味付けもしていますので、目分量で味付けをしても、ほぼ同じ味付けにすることができます。いつもなら普通の大豆を入れるのですが、今年は「青ばた」という青大豆を入れて搗いてみました

これまで、このベースは変えずに、柚や蜜柑の皮を刻んで入れたり、時には落花生を入れて搗いたり、いつくかのバリエーションをしてみましたが、最終的には大豆だけのシンプルな豆餅が飽きずに美味しいと言うことになり、上記の組み合わせで搗いています


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そして、本日は家の大掃除をやっとこさ済ませました。あとは正月飾りをするだけとなりましたので、ちょっとホッとしています

床の間についても、正月飾りの準備をしよう綺麗にしたのですが、さて、何を飾ろうか・・・・・
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by haruka000s | 2008-12-29 23:51 | その他  

超ミニ水石(笑)

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超ミニ水石などという呼称はありませんが、ついついそのように呼んでみたくなるほど小さな石でも形状が良さそうなら拾うようにしていますが、こんなに小さな石では、水盤に飾る事など、まず不可能ですし、果たして添えとして使うことができるかどうかも、何とも言えないところなのですが、これも一興という事で・・・・

本日紹介する石は、前回の石よりもさらに小型で、普通の人なら鼻にも掛けない石かもしれませんが、とりあえず紹介してみます

この石は、真黒の土破石です。平らの破面がわかりやすいようにほぼ水平に撮影しましたが、形状としてはまあまあ良く、これで20cmくらいあれば良いのですが、なかなか思ったようにはいきません


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これを水石と呼んで良い物なのか・・・(笑)
あまりに小さい山型で、しかも抽象的な山型です。大きくて水盤飾りができれば洒落た飾りができるのですが、ここまで小さいとどうしてよいやら


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これも水石と呼んで良い物なのか・・・・
気持ちは「姿石」なのですが、もう少し頭が痩せていれば文句無しなのですが、こんな小さな石で、そこまで望むのは無理というものですので、とりあえず拾ったものです


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これは紋様石のつもりです(笑)
梅が咲き始め、春の優しい風が吹いている感じに見ているのですが、さすがにちょっと無理があるかもですが、まあ、小ささに免じて拾ってあるものです


超ミニ水石となると、形状を厳選する事は難しく、なかなか良い物はありませんし、あまりに小さすぎて可愛いともちょっと違って、オモチャみたいな感じになってしまいそうです。頭ではわかっているのですが、なかなか捨てきれずにいます
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by haruka000s | 2008-12-23 00:11 | 水石  

ミニ水石

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 この写真は、数年前から集め出したミニ水石の一部です。奈良井川・天竜川・富士川・三陸海岸などの石で、水盤(銅盤)の左の方に100円硬貨を置いておきましたので、大きさの比較対象になると思いますが、だいたい3cm~6cm程度の石達です

 まったく興味がなかったミニの水石ですが、小さな盆栽を作るようになってから「添え」として使えるのではないかと、3年ほど前から拾うようにしているものです

 以前は、こんな小さな石については飾る機会も無いだろうと思い、「拾ってきても、飾る機会がないのであればゴミと同じだ」とばかり、まったく拾わなかったのですが、小さな盆栽の添えとしてであれば使うことができると思いなおして、普通サイズの石が拾えないような時は、小品やミニの石を探すようにしだし、そこそこ集まりました

 ミニだからと言ってあまり妥協はしなかったのでそこそこ見られるレベルの石だと思っていますが、写真のとおりのミニの石で、これを据える水盤はなかなかありませんので、そろそろ台座でも付けようかなと思っているところです

 大型水石のような迫力はありませんが、これくらい小さくて擦れていますと、なかなか可愛いものですね
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by haruka000s | 2008-12-18 00:14 | 水石  

花物の王者

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ここのところ、冬場であるとともに雨が降ったりしたので、ほとんど潅水をしなかったのですが、今日はオヤジの七回忌があったりしたので、久しぶりに庭の盆栽(とは言っても、ほとんど素材ばかりですが)を眺めていたら、やけに太い芽のある野梅の挿し木苗を見つけました

ありゃりゃ・・・これは花芽を挿してしまって失敗かなと思ったのですが、良く見ると先端には花芽の横にかすかに葉芽みたいのがついているように見えるのですが、視力が良くないので良くわかりません(笑)

そこでカメラを持ってきて撮影し、画像を拡大してみました


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大きな方は花芽ですが、小さい方は葉芽のようで、とりあえず大丈夫そうです

この挿し木苗は、確か春先に新梢を挿したものなので、花芽ばかりだったらどうしようと心配しながら挿したものなので、花芽ばかりになっても仕方がないのですが、葉芽があって助かりました

花がくるのが遅い事が甲州野梅の特徴の一つで、実生からですと15年~20年くらいかかると言われています。しかし、一旦花が咲くようになると次々と花芽を持つようになります。この木の親木もすでに花がきている木ですので、挿し木からですと、すぐに花が咲くようになります

とりあえずこのような挿し木苗を作っておけば、このまま細幹で作っても良いですし、ガンガン肥培して本格盆栽を作ることもできます。すでに花芽はきていますので心配せずに作る事ができるのも嬉しいですね

花物と呼ばれている花を楽しむ盆栽樹種はたくさんありますが、梅はなんと言ってもその代表選手で、葉がない状態で綺麗な花を咲かせますので、鑑賞価値は高いですし、芳しい香りも素晴らしく花物の王者と言っても過言ではないでしょう

梅は江戸時代以前から日本人に親しまれていて、交配を繰り返されてたくさんの品種が作られてきました。もちろん、盆栽としてもさまざまな種類が作られ楽しまれているのですが、個人的には甲州野梅・米良・緋梅あたりが枝もできますし、花も良く盆栽としての適正を持っているように思っています

その中でも甲州野梅の赤花は鑑賞面でも一番優れていて、この樹種を広めていきたいと考えていますので、現在、地元にある赤花を探したり、良い物は増やそうとしている最中です

この挿し穂についても、蕾(花芽)の色でもわかると思いますが、結構濃い赤花で期待している種です。今年から増やすようにしていますが、活着率はあまり良くないようなので、時期・用土・挿し方法等いろいろ変えながら試行錯誤している最中です

いつかはこのクローン苗が大きくなって、国風展などの大舞台に飾られるのを夢見ています(笑)
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by haruka000s | 2008-12-14 00:39 | その他  

石灰硫黄合剤

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冬の間に、盆栽に石灰硫黄合剤を散布しておくと、翌春以降はあまり害虫が発生しないと言われていて、小品盆栽など作っている人は良く使っているようです

僕もたまに使うのですが、消毒などは面倒でかつてやった事すらありませんが、松柏のジンやシャリ保護のためには行うようにしています

先週末に少し時間がありましたので、真柏などのシャリ保護のために塗布してみました


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この作業についても、やり方は人それぞれのようですが、僕のやり方は、石灰硫黄合剤とぬるま湯を半々くらいにして、それに白の絵の具を混ぜ込み、筆でシャリやジンの部分に塗り込むようにしています

もちろん、シャリやジンを削りだしてすぐに塗るのではなく、削ってから最低でも半年以上経ってから完全に乾燥させてから2回~4回塗り込むようにしています

この真柏は、昨秋に整枝とシャリを削りだしたもので、今回初めて塗る事になりましたので、削ってから1年ちょっとです。これくらい置いておけば完全に乾燥しているから薬剤も十分吸収しますし、「乾いては塗り」を繰り返し、これは3回塗り重ねてあります

一歩一歩ずつではありますが、この木も完成に近づいてきましたが、お化粧をすると、なおさらその事を感じてきます
(ちなみに、この木は正面ではなく塗布部分がわかりやすいように右横から撮影しています)
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by haruka000s | 2008-12-13 00:27 | その他  

甲州野梅の挿し木

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挿し木をするのには適切な時期ではありませんが、今日は少し時間がありましたので、甲州野梅を挿してみました

あまりにも季節外れの時期とは思うのですが、過去の経験からするとある程度はついてくれますので、まあ何とかなるでしょう(笑)

この写真の木達が、僕の使っている親木で、すべて甲州野梅の赤花になっています。写真からではわかりませんが、3種類の赤花が植えてあり、1号から3号までととりあえず命名しています

これらは、2年前に挿し木苗を畑におろしたもので、根元は5cm程になっていて、強い枝がビュンビュン伸びていたのを、6月頃に止めて小枝をふかし直したもので、ふかし直した小枝(2~3mm)を挿し穂にします

もっと太い枝でもつくのですが、その後に曲を入れるのが難しいのと、伸ばしっぱなしにしてしまうと花芽ばかりになる恐れがありますので、剪定して小枝を作りそれを挿すようにしました


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今日挿したのは1号と呼んでいる物で、うちの赤花では一番濃い物です。昨年は青軸の赤花をそこそこ挿しましたので、今年は1号と3号を挿して増やす予定です

この写真ではわかりにくいかもしれませんが、太い枝の先端あたりから数本枝が伸びています。この細い枝達が夏に伸びた枝で、この細いものを挿すようにします。これくらいの物を挿しておけば、来春以降に伸びてきた枝に曲を付けることができますので、小さな素材を作ることができます

もちろん、太い枝を挿し、新芽を伸ばしてから切り込んで作る方法(売られている梅はほとんどこの作り方です)もありますが、それですとあまりに画一的になってしまいそうなので、手が掛かって面倒ですが、この方法の方が好きな樹形を作りやすいため、このような方法をとるようにしています

太幹でどっしりとした梅も悪くはありませんが、甲州野梅は痩せが効いた細幹で、数輪咲かせるくらいが良く似合いますので、このような物を目指したいです
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by haruka000s | 2008-12-07 23:21 | その他  

修理道具

今日は、今回の飾り棚の修理に使った道具を少し紹介してみます

盆栽や水石をしていますと、それらを飾るための卓や地板、あるいは違い棚などをつかうようになりますが、これらの指物系の道具は、現代製もありますが古いものも多く、時には経年の痛みがひどい物もみられます

痛んでいる物であってもどうしても気に入ったものがあれば、直してでも使いたくなってしまうのは人情というもので、修理をして使う場合もたまにあります

ガタがきているくらいの卓であっても、本職に締め直しの修理を頼むと、最低でも数万円はかかりますし、漆の塗り直しなどしようものなら、4~5万円くらいは軽くかかってしまいます

そのため、修理をしてでも使いたいような物や修理しなければならないような物であれば、基本的に自分で修理をするようにしています。もちろん、本職に頼むほどの出来映えにはなりませんが、普通に使用する分には何ら問題はないというレベルくらいには修理することができます


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必需品はハタガネとクランプと呼ばれている固定用具です。卓などは基本は箱物ですから、しっかりと箱形に固定することができないとどうにもなりません。そのため接着する時はハタガネで固定したり、小さな物ではクランプで固定することになります。クランプについては直角に固定する事ができる便利な物もありますが、修理の場合は普通のクランプだけで充分です
ハタガネもクランプもかなり強く固定しなければなりませんので、金属が剥き出しですと材に傷が付いてしまいますので、固定する部分については当てゴムをしておくようにすると傷が付かずにしっかりと固定することができます


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クランプについては、この写真のように薄く平面的な物を固定する時に使います。ここで固定しているのは棚板を乗せる桟の部分で、接着剤を付けて固定するだけですからいとも簡単です


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今回の物は開き扉も壊れていましたので、ここも修理しなければなりません。開き扉は蝶番で止めるような物ではなく、この写真のように上下に芯棒が出ていて、それを穴に固定するというシンプルな作りです


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扉の下部分については、普通に穴が開いていて、その穴に扉の下に出ている芯棒を差し込み、次に上に出ている芯棒をこの写真の赤い点で示してある部分に持ってくるような作りになっています。芯棒を通した後にその入り口部分を木材で固定するようになっているのですが、固定する木材が無く扉を固定できない状態になっていました


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そこで、固定用の木片を作ることになりますが、これについてはこの写真のような道具で作ることになります。クラフト用の鋸(超細)で固定する材を切り出してナイフやヤスリで綺麗に仕上げて作ることになります。時にはパテなどを使って補修するような事もあります


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補修用の木材を切り出し、補修部分に当ててみたのがこの写真です。左側が扉を固定する部分で、右に見える所は扉を締める時に、これ以上奥に行かないようにするストッパーで、この2カ所の修理をしました。切り出した木材は珍しくピッタリと収まってます


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扉と棚を付けて撮影したのがこの写真です。これで補修が完了です。最後に仕上げになりますが、本来ならば拭き漆を掛けなおすのでしょうが、表面はそれほど痛んでいなかったので、今回は艶出しのwaxで磨いて完成です

接着乾燥時間を除けば、ここまでの作業時間は延べで2時間くらいなものですから、それほど時間もかからず修理作業をすることはできますので、機会があったら挑戦しても面白いかもしれません
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by haruka000s | 2008-12-05 00:06 | その他