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コナラ盆栽

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前回のクヌギに引き続いて、こちらはコナラの盆栽です。昔はそれほど人気のある樹種ではなく、山取り盆栽をされるような方しか作っていなかったのですが、最近は小品でも良く見かけるようになりました

一番の見所は秋の実成りということになりますが、実は成らずとも紅葉(黄葉)もそこそこ美しいので、これだけでも鑑賞する価値はありそうです。コナラの紅葉の特徴は、始めに黄葉してから徐々に赤くなっていき、最後は黄橙色に染まっていきますので、その色彩の移り変わりも、眺めていると面白いものです

コナラとの近縁種にミズナラがあり、この2種は葉柄の長さで区別します。葉柄が無いのがミズナラ、葉柄があるのがコナラということになっています。ところが、自然界においては普通に混生している場所があり、そこではコナラとミズナラの雑種ができたり、カシワとの雑種(ナラガシワ)ができたり複雑ではありますが、一般的には葉柄の長いものはコナラで、葉柄の無い(極度に短い)ものをミズナラということで問題ないでしょう。要は鑑賞できるかできないか・・・といった感じでしょうか

あまり知られていませんが、コナラには二つのタイプがあり、それは通称「桜肌」呼ばれているものと、「岩肌」と呼ばれているものに分けられます

「桜肌」というのは、呼んで字の如く木肌が桜の木肌と同じように最初は銀色っぽく滑らかですが、後に細かい皺状になるものです。「岩肌」というのは、筋状に縦の溝みたいなものができる肌性の事です。どちらも、それなりに趣がありますが、可能であれば岩肌性の方が盆栽向きではないかと思っています

僕が作っているのは、もちろん岩肌性のコナラで、まだ木が若いから肌はツルツルしていますが、持ち込んでくれば荒れてくると思います。このような事を書くと、「うちのは岩肌性なのかなぁ?」と心配される方もいるかと思いますが、山梨の場合、コナラにおいては圧倒的に岩肌性の方が多いのですが、他県に行ってもこの傾向はほとんど同じだと思いますので、山実生のコナラでしたら、7~8割程度が岩肌性ですので、それほど心配する事はないと思います

写真の木も、前回のクヌギと同程度の大きさで、山実生苗から作っているのです。やはりポットで作っていましたが、大きさもちょうど手頃になってきましたので、今春に駄鉢に植え替たところで、これから2~3年かけて根作りと小枝作りを行っていくことになります

主な躾は終わりましたので、これから盆栽になるよう管理していくのですが、この木も未知の分野の木なので、楽しみでもあります


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この写真は、クヌギとコナラの芽出しの違いです。クヌギは普通に緑色をした芽が膨らんでくるのですが、コナラとミズナラの芽出しは銀色っぽい芽が膨らんできて、それから赤みが帯びてきてやがて緑色に染まってきます。銀→萌葱色→緑色→黄色→黄橙色と変化していく葉は変わっていると言えば変わっていますね

クヌギ → コナラ ときましたので、ミズナラについても紹介してみたいと思いますが、写真に撮っていないので、連休明けにでも紹介したいと思います
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by haruka000s | 2008-04-30 23:29 | 文人木  

クヌギ盆栽

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コナラの盆栽は近年になった人気が出てきたようで、結構見かける事がありますが、同属であるミズナラやクヌギの盆栽は、見る機会はあまりありません

ミズナラですと、やや標高が高い場所でないと生育していませんから、一般的でなくても仕方がなさそうなのですが、コナラとミズナラでは葉柄の長さが違う程度の違いしかなく、樹の性質はほとんど同じようなものです。そのような事を考えると、ミズナラ盆栽などはもう少し作られいても良さそうに思うのですが、何とも不思議です

クヌギについては、ミズナラの場合と違いコナラと同じような場所に普通に生えている樹種で、コナラ同様かなり身近な樹種なのに、ほとんど作られる事はありません。そうなると、ついつい試したくなるのが僕の性(さが)でして、少し前に山実生苗を採ってきて試しに作っています(笑)

ず~っとポットで作っていましたが、そろそろ樹作りができそうな感じになりましたので、今春には駄鉢に植え替えて盆栽としての第一歩を歩み始めることにしました

もちろん、樹形は斜幹風の軽い文人です(笑)。小品にしようと思えば、幹を切り飛ばし作る事は難しくないのですが、コナラ属にはとても似合いそうもない樹形ですので、やはり普通のサイズが似合いそうな樹ですね

すでに緩い曲を入れてありますので、今後は2~3年掛けて根を作っていくとともに、小枝を作っていきたいと思い、ポットから駄鉢植えに昇格しました。うちの盆栽は、ポット植え→駄鉢植え→本鉢植えと昇格していき、その間に樹勢を付けながら根の整理をするようにしています。駄鉢に植え替えましたので、2~3年かけてこれから小枝作りと根作りを行っていくつもりですが、クヌギは初めて作りますので、これからどうしようか考えています(笑)


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しばらくの間ポットで作っていたところ、盆栽としていけそうな感触を受けましたので、昨春50~60粒ほど試しに庭に実生してみたところ、出るわ出るわでほとんどが発芽してしまい、大量に苗が出来てしまいました(笑)

直根がありますので、放っておけば大変な事になってしまいますので、とりあえず全部を掘り上げ、処分してしまおうかとも思ったのですが、それも可哀想なので20~30本ほどの寄せ植えを、2鉢作ってみました。このような事をしていると鉢数だけが増えてしまうのですが、これも仕方がありません(笑)

それと小品(ミニ)の可能性を探るためにと、3本ほど数cmほどに切り込んでみました。植え替え後3週間ほど経ちますが、樹勢が良いのかプチプチと芽が吹き出してきました。葉についてはある程度短くなるはずなので、小品化することは雑作もないのですが、問題は似合うかどうかです。小品になったからと言っても、鑑賞価値が低いようですと、好みではなく面白くありませんので処分対象になってしまいます(笑)
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by haruka000s | 2008-04-28 23:27 | 木作り  

赤松石付き・2

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赤松の石付きについては、昨年から少しずつ作っているのですが、大きめの樹ですと肌がくるのに時間がかかりそうですので、ミニとか小品だけにしています

昨年は、普通の石付きを仕込みましたので、今年は少し変わった樹形も作ろうかなと考えていて、懸崖・半懸崖・多幹樹形などの石付きを作っています

この写真は三幹素材の赤松です。細幹の三幹を目指しているものですが、素材がたくさんありますので、これも石に付けてみる事にしました。まず見た事のない樹形ですので、どのような石に付けたら良いのか、イメージが湧きにくい樹形ですね

最初に頭に浮かんだのは、細幹を活かすのなら薄い平石に石抱きのような感じで植えたらどうか・・・・・でしたが、そうたくさんの付け石を持っているわけではありませんので、想像している石などあるわけはなく、仕方なくこの石(最初の写真)に付けてみる事にしました(笑)


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そして、付けてみたのがこの写真なのですが、全然イメージと違います(笑)。石が左勝手ですので、単純に樹も左へ流しただけなので、これでは、変化も乏しいですし、石付きの厳しさを感じる事もできません。一旦右へ幹を振ってから左へ流すようにすれば、幹に「動き」と「はずみ」が出てくると思いますので、無事活着したら今秋にでも、幹の振りを直す予定です。もちろん、このまま三幹を維持するのか、1本抜いて双幹にするのかの選択は、まだまだ先になります

このように三幹素材を石に付けるのもなかなか面白そうな感じがしたので、他にも多幹をいくつか作ってみましたが、これだけでは創造力を満たす事ができなかったもので、単幹細幹も石に付けてみる事にしました(笑)


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とりあえず、根を石に密着させたのがこの写真ですが、こんな姿になってしまいました(笑)。こんな姿で盆栽になるのかと思われそうな感じです。それでも、最終的には自分自身満足のいく姿にすることができました。とは言え、まだまだ見せられる段階ではありませんので、この素材については最終姿を撮ってありません。どのような樹形になっているのか、適当に想像してみてください
(これは良い木になりそうです・笑)

それにしても、創作性の高い石付けは面白いですね。これなら何十と作っても飽きる事はないと思います。
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by haruka000s | 2008-04-20 00:02 | 石付き  

長寿梅石付き

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この写真は長寿梅の石付きです。これもある程度ポットで作っていた物を昨年石に付けたもので、小根が多くて根捌きが綺麗にできなかったので、細根で石を噛ませるようにしていますが、根捌きができない分石に付けてある部分が少し盛り上がってしまい綺麗ではありません(笑)。このようにしたくないので、若いうちからしっかりと根を噛ませるように小苗から作るようにしているのです

このようになれば、あとは普通の肥培管理で良く、枝を伸ばしては切りつめるを年に2回しながら木作りをするようにすれば良いだけです。あとの樹形作りはその人のセンス次第になってしまいます(笑)

長寿梅は石付きにするのには、かなり似合う樹種かもしれません。なぜならば根から発芽するのが面白く、根を露出させておくと、そこからどんどん発芽してきて、すぐに多幹樹になるからです。もちろん多幹樹だから良いと言うことではありませんが、石付き盆栽には多幹樹が少ないから面白いと言うことです

この木の場合も、左右にある発泡の間から発芽しているのがわかると思いますが、この芽も露出させてある根から発芽したものです。つまり、この部分に根が露出させてあると言うことで、左の発泡はその露出させてある根の押さえになっていますので、用土の中には埋まっていないのです

良く見ますと木の裏にも芽がふいていますが、こちらも同様になっています。この木は、何本か芽を吹かせて多幹樹を目指しているのです。そのため、わざと根を露出させるようにしています。このような作り方が長寿梅ではできるので、石付けには面白い樹種であろうと思っているのです

この木は、主木の先端を切りつめて右上方向へ全体を伸ばすような樹形にするか、主木の枝をすべて切りつめて細幹の多幹吹き流しにしてしまうか、これからの芽吹き次第で変わってきてしまいますが、最終的には多幹樹形にする予定になっています

このように木の特性を活かすだけでなく、創造性も高いのが石付けの特徴だと思っています。単幹の普通の木であれば、このような芸当はできなく、長寿梅ならではのもので、非常に石付けに似合うのではないかと考えています

写真には撮ってありませんが、長寿梅の小苗を石付けにした遊んでいるのも10本ほどあり、全部多幹樹にしています(笑)
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by haruka000s | 2008-04-19 00:08 | 石付き  

シンパク石付き(ミニ)

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前に書いたように、石付き盆栽は時間もかかりますから、あまり大きな木は作りたくなく、仕上がりが早そうな小品を中心に作っています

前回は石に付ける様子を書きましたが、今日はその後の管理について少し書いてみます

石に樹を付けた後は、まず根をしっかりと張らせる事が一番重要になります。カエデやモミジのように根の生育が旺盛なものであれば、根がしっかりと石を噛むのに期間も短くてすむのですが、松柏類はそれほどでもありませんので、どうしても時間がかかってしまいます

僕の場合は、木を石に付けた後は、まず地に植えてしまい初年度は何も手入れをせずに、植えっぱなしにしておきます。そして、翌春に掛けておいた針金をはずします。2年目も、ほったらかしで何もせず、ただ肥培をさせるだけです

こうして2年ほど肥培をしておけば、だいぶ根もしっかりとしてきますので、2年目の秋くらいから少しずつ根を露出させるようにしていきます。もちろん、剪定も整枝も何もせず2年間植えっぱなしにしておきます。この写真は、地面に植えてある状況の写真で、左の真柏は昨年植えたもので、赤松は昨年植えのものと今年植えたものがあります(針金が掛けてあるのが今年植えたものです)

3年目の春に一度掘りあげるようにし、ここで軽く針金を掛け直します。最初に幹を捩って針金を掛けてありますので、少々幹が太くなっても簡単に畳み込むことができるはずで、樹形を整えると同時に枝の切り込みをするようにします。この時点で、ある程度の樹形や大きさを決定するようにします

また、根の様子を見ながら根も整理するようにして、鉢にあげるか、再度地植えにするようにしています。鉢にあげる場合は、普通の盆栽と同じように管理していき、地植えにする場合は、今までより少し高植えにしておき、根を少し露出させるようにして植え替えて、あとは1~2年肥培してから鉢上げするようにします

この方法は、小苗から石付きを作る場合で、もちろん、ある程度の苗を石に付けて作ることも可能です。可能というか、本当はこちらの方法の方が一般的かもしれません(笑)。上に書いた手順は、あくまでも僕の基準でしかなく、興味のある方は、自分で試されると良いかと思います


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この真柏は、ポットでミニ用にと作っていたものを昨年石に付けたものです。発泡で強く根を押さえつけてあるのがわかると思いますが、これくらい強く針金で縛っておくようにしておかないと、実際はなかなか石を噛んでもらえず、恐らく今年の秋くらいになりませんと上の針金すら外すこともできないと思われます。まあ、今年一杯は肥培に専念するだけですね

それでも樹勢が乗ってきたようですので、来春には上に掛けてある針金を外して、全体を持ち上げるようにして駄鉢に植え替えるようにします。すでに軽く舎利は入れてありますので、その後本格的に舎利を削って木作りに入る事になります。最終的には、上部と下部を舎利にして中間部分だけで作るようになりますので、上下左右とも10cmくらいのミニに仕上げる予定となっています

さぼママさん
こんな感じでイメージすることができましたか?
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by haruka000s | 2008-04-16 23:29 | 石付き  

赤松石付き・1

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石付き盆栽は、一つの樹形ジャンルに分類されていますが、あまり作る人はいないらしく、それほど多く見る機会はありません。そうなると、ついつい作りたくなってしまうのです(笑)

今日は、午前中少し時間がありましたので、早朝からいくつか作ってみました。素材は赤松です。赤松の石付きはあまり見ることがないので、作れば目を引くだろうという事と、単純に実生赤松の素材がたくさんあるからだけです


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この写真は、素材の一つで実生4年目のもので、軽く捻って針金が掛けてあります。昨年植え替えをしたばかりなので、根捌きは簡単にできますので、僕は、このようなものを石付きにする時は良く使うようにしています。もちろん、2~3年植え替えをしていないものでも作ることはできるのですが、根が石に綺麗に噛むようにするのには、できるだけ用土の少ない根だけに近いもので作った方が、仕上がった時に綺麗になりますので、このような苗を選んで付けるようにしています

特に、今回はミニの石付きを作る予定ですので、ガッシリと根が石に噛んでいると、それだけで迫力が出ますので、特にこの事に注意していますが、大きめの物を作る場合は、多少甘くても大丈夫です


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次に付け石を用意します。本当ならば、付け石は黒系統の自然のジャクレ石が最高なのですが、そんな良い石に盆栽を付けてしまうのはもったいないので、竜眼石をメインに使っています(笑)。もちろん、自然のジャクレ石を使うこともしばしばありますが、これは水石にならないようなものを使うようにしています

石付きの命は、何と言っても「石の良さ」で、何でもかんでも石に付ければ良いのではなく、石自体にある程度芸を持った石でないと良くはありません。たいした事がなく芸の無い石ならば付けない方が良く、ある程度芸のある石を選ぶ事が大事です

次に大事なのは、石の正面と石の芸(見所)を見極める事です。せっかく良い石でも、正面を間違えて付けてしまったりしたのでは何にもなりません。あくまでも石の正面に付けることが必要になります

石の正面が決まったら、今度は石を付ける位置を決めることになります。この時に大事なのは、石の芸(見所)を見せる事で、石芸を隠してしまうような位置に樹を付けたのでは、せっかくの見所が台無しになってしまいますので、石の芸を見せるように樹を付ける事が重要になります

さて、この石についてですが、変哲のない石ですが、良く見るとこの位置が正面になり、左半分の部分にある程度の芸がありますので、この部分を活かすように樹を付ける事になります。右半分はあまり芸がないので、この位置に写真の樹を付けますと、何となく見られるようになるはずです。特に、左側部分の下にある空間が面白いので、ここは是非活かしたいところです


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そして、2枚目の赤松を付けたのがこの写真です。写真ではわかりにくいと思いますが、用土はほとんど無く、根だけの状態で石に沿わせてあります。石に根を沿わせたら、次に発泡スチロール片で根を押さえるようにし、針金できつく石に根を密着させます

文章に表すと、ここまであっという間ですが、実際はそこそこ時間が掛かりますので、この間は、根が乾かないように霧吹きで根を湿らせながら作業をしています。根の部分を石に密着させたら、次は樹形を整える事になりますが、この作例の場合、石の天破はほぼ平らなので、この部分に変化を持たせたいところです。そのため、幹を一旦上昇させて、それからゆっくりと下垂させて、この空間に変化が出るようにしてあります

それと、根をだいぶいじってありますので、古葉はかなり落としたり、切りつめたりして葉量を落とすようにしています。時期的には少し遅いのですが、葉量を落としておけば、まあ大丈夫でしょう

人によっては、この部分をケト土で巻いたりする人もいますが、僕の場合は、この状態のまま、発泡あたりまで深く植え込むようにして、徐々に表土を下げていくという方法をとっています

今後は、1~2年枝を伸ばしっぱなしにしておいて、最終的には、先端の芽元あたりで作るようにすれば、なんとか見られるようになるでしょう。幹の途中にはえている枝は不要な枝ですが、幹の太りを得るために残してあり、一番長い枝は、将来は左に振っておいてジンにでもする予定です


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最初の写真とこの写真のは、同じような方法で石に付けた樹です。最初のものは懸崖にする予定です。赤松のミニで懸崖となると結構珍しそうなので作ってみました。新芽の中間くらいに頭を作って最終的には仕上げる予定になっています。5枚目の写真は半懸崖で、ちょっと畳み込みすぎかもしれませんが、このあたりは、追々調整していくことになり、この樹は、針金の終点あたりで作っていく予定になっています
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by haruka000s | 2008-04-13 23:57 | 石付き  

実生

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少し前になりますが、忙しい合間を縫って、昨年採種していた種子の実生を行いました。蒔き床は昨秋からすでに作ってあり、さんざん風雨にさらしておいたのでしっかりしていますので、蒔き床にも挿し木床にも使えるようになっています

この蒔き床は、発泡スチロールで作った普通の蒔き床で、保水と水捌けを考えて底にはゴロがしいてあり、中間は赤玉の中粒・小粒・腐葉土、上部には鹿沼の細粒を敷いてあり、2箱作ってみました

僕の場合、この用土を作っておき、その上にパラパラと種子を蒔いてから、写真のようにティッシュペーパーをかぶせておくようにしています。こうしておきますと、湿度の保持もできますし、蒔いた種子も動きませんので、なんとなく良いのではないかなと思っています。この状態で1週間くらい放置しておき、ティッシュが馴染んできたら、軽く覆土(細粒を2~3mm程度)しておけば完成です

ちょっと面倒くさいように思えますが、このようにしておきますと強めに潅水しても種子が流れたりすることはありませんので、お勧めの方法です。もちろん、発芽する時はティッシュを突き破って発芽してきますので、発芽には全く影響はありません

僕の場合、メインが文人なので初年度から少しでも大きくしたいと思って作っていますが、小品やミニを作るのであれば、用土を箱ギリギリまで作ってから、同じ方法で実生・覆土してから網伏せでもしておけば、曲の付いた苗を作ることができますので、そのようにして作りますと面白い苗を作る事ができます

2箱とは明らかに作りすぎの感じですが、小さめの箱には紅奴と赤松が蒔いてあり、もう1箱には他の種子を蒔いてあります

紅奴については過去2年にわたり蒔いたのですが、不思議な事に今まで発芽したものはありません。蒔く時期が悪かったのかとも思い、今回については秋蒔きにしてみましたが、どうなることやら・・・・・です。今年も発芽しないようでしたら、挿し木床にでも使います。赤松については、寄せ植え素材でも作ろうかと考えていますので適当に蒔いてあります

大きめの箱については、庭にあるコハウチワカエデ・クマシデ・シナノキ、それとイロハモミジを少しずつ蒔いてありますが、これも寄せ植え用といったところでしょうか。空いているスペースについては、挿し木床にでもすれば良いかなという感じです
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by haruka000s | 2008-04-07 23:07 | その他