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甲州野梅-02

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昨日に続き、本日も甲州野梅です。花色は薄ピンクということなので、挿し木苗を知人からもらって4年ほど作っているのですが、今春咲いたら、薄ピンクでも八重でした(笑)

野梅と言っても、全てが同じではなく、いろいろな性の違いがあります。花色にしても赤・ピンク・白とあり、花形も普通の一重から八重まで、さまざまな物があり、葉型もいろいろで、細い物もあれば丸い葉もあるという具合です。香りについても、結構強くて良い物もあれば、無香に近い物もあります。人によって、好みはさまざまですが、僕は、白か赤の一重が好きなのですが、特に赤で弁が綺麗な物が好みです

この樹ですが、ご覧のとおり斜幹調の文人に作っています。こちらの樹は、昨日の樹と同じよう時に小枝を挿し木したものですが、昨日の樹は、幹先を折ってしまったので、再度幹を伸ばしている状態ですので、少々遅れていますが、この樹は、3cmほどの小枝を挿し4年で、ここまでになりました

もう少し長さと太りが欲しいところですので、あと1~2年伸ばしっぱなしにして、それから葉刈りでもしながら小枝を作っていくと良さそうです


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この樹も、下方にある枝の5~6本は、最終的に抜かれる運命にあります。これは、僕の細幹樹の作り方ですから仕方がありません(笑)。そうしますと、軽くしなやかになって、僕好みの姿になってくるのです

ちなみに、甲州野梅でも良い赤花は少なく、あまり作られてはいません。一昨年、なんとか良い樹を見つけましたので、枝をわけてもらい挿しておきました。これからは、この赤花を中心に作っていこうかなと考えています。でも、すぐに飽きると思いますが・・・・・(笑)
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by haruka000s | 2007-09-30 21:50 | 半懸崖  

甲州野梅-01

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野梅といえば、秩父・甲州・大和・天草などが有名ですが、その中でも甲州野梅は、昔から良く知られていて、県内では専門に作っている人もいるくらいです。古木になりますと、独特の幹肌になり、何とも言えない風情の木で、昔から文人墨客には特に好まれていた樹です

野梅も産地によってさまざまな特色があるのですが、甲州野梅の特徴は、その独特の幹肌(イボイボみたいな肌になります)と、細かい枝打ちにつきます。特に細かく枝ができるという点では、最高に素晴らしい見所なのですが、難点は、花が咲き出しますと、枝が太くなったり枝打ちが荒くなる事です
細かい小枝は簡単に作る事ができるのですが、花が咲くようになってしまうと、枝が太く荒くなってしまい、せっかく丹誠を込めて作ってきたのに、また一から作り直さなければなりません。これが本種の長所でもあり短所でもあります

実生からですと、花付きも非常に悪く、20年くらいしないと花芽がつかないのもざらにあるくらい花付きが遠い樹なのですが、一旦花芽をつけ出しますと、それからは良くつくようになるのも本種の特徴と言えるかもしれません。実生からの小品盆栽では、恐らく花をつけるのは困難なくらい、花付きは悪いです

反面、細かな枝打ちは気にせず、花だけを楽しむのであれば、それほど難しく考える事はなく、普通の梅と同じように楽しむ事ができるのも良いところです。そのように作るのには、実生からですと時間がかかりすぎますので、開花枝を挿して作るようにすれば、花付きも早く普通の野梅と同じように楽しむ事ができますので、挿し木からの小品盆栽には向いているように思います

この写真は、「これは、枝垂れ気味の白が咲く」と言ってもらった枝を4年前に挿して作っているものです。昨年から花は咲き出したのですが、まったく枝垂れる気配はなく、ただの甲州野梅になってしまいました(笑)。挿し木して活着した苗を知人に分けたのも同じで、普通の野梅になってしまったそうです


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まあ、枝垂れないからといって、盆栽としての価値が無くなるわけではありませんので、とりあえず、作っているもので、先日、幹と枝に針金を掛けてみました。最終的には、懸崖~半懸崖樹形を目指しており、将来的には、赤丸で囲んだ部分だけで枝作りをしていくか、もう少し樹芯を伸ばして、その先で作っていきますと、なかなか洒落た樹になるのではないかと考えています

今は、樹勢をつけているため、ほとんど剪定もしませんし、葉刈りもまったくしていなく、花後の春先に軽く剪定をするだけです。今後も2年間ほど同じように管理していけば、幹もほど良く太り、芯先も充実してきますので、不要な枝を整理して、剪定→葉刈りを繰り返していけば、細かな枝打ちをしながらも花を楽しむ事ができる樹に作る事ができます

この樹形ですと、最終的には、樹芯をほんの少しだけ下げ気味にして、伸び出す小枝は少し上向きにして作っていきますと、野梅の雰囲気が出て良くなりそうですので、最終的には、少し樹芯を下げて作る事になると思います
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by haruka000s | 2007-09-29 22:44 | 懸崖  

ワイルドオーツ

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今夏の猛暑で、添え草をたくさん枯らしてしまいましたので、少し作る事にしました。そのため、久しぶりに園芸屋さんを覗いたのですが、見た事も聞いた事もない花がたくさんありました(笑)

園芸屋さんと言いますと、昔は山取りの草物や、普通の山野草がメインだったのですが、その後は、山野草の変異種や交配種が続々と登場してきて、現在では、それに外国産品種がたくさん加わって、名前を見ても知らない品種ばかりで、聞いてみると原産地は中国・韓国・ヨーロッパなどなど、園芸の世界も国際がかなり進んでいる状況には、ちょっと驚かされました

山野草を主役にするにしても、水石や盆栽の添えとして使うのにも、国産種でなければダメという事はなく、花に風情があったり、草姿が美しければ、主役としても添えとしても使う事ができますので、基本的には、外国産種でも作っています。今回も5種類ほど気に入ったのを購入してきて作る事にしました

本日紹介するのは、ワイルドオーツという草です。小判草というような感じですが、多年草と言う事も僕には良かったので、一鉢作る事にしました。小判草は、茎が細くて風に揺らぐような様が良かったのですが、このワイルドオーツは、真っ直ぐピッと茎が伸び立ち、ヨシやカリヤスみたいな感じです

これであれば、水石の添えにも使えそうなので、1ポット購入してきて作ってみました。このような感じで持ち込めれば、なかなか良い雰囲気になりそうですが、これは、中途半端な大きめなため、主役としては小さすぎますし、添えの草物としては、ちょっとボリュームがありすぎでしょうか、それでも、我が家の玄関に飾ったり、水石展などでの添えとして使うのには、ちょうど良いくらいの感じです

実生もできるという事なので、来年には小さな鉢で作って、添え草になるようにしてみたい草でもあります。特に水石の添えとしては、かなり有望そうな草ですので、楽しみにしています

この草のようにピンと多数の茎が伸びる草については、鉢合わせが難しいのですが、今回はこの鉢に植え付けてみました。ちょっとヘンテコな形状の鉢で使いにくい鉢なのですが、この草にはピッタリで、良く似合っています。まだ植え付けたばかりですので、鉢に馴染んでいませんが、来春になって新芽が伸びるのを、今から楽しみにしています
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by haruka000s | 2007-09-29 00:36 | 山野草  

紅奴

紅奴という木については、以前mixiで紹介したことのある樹ですが、この樹も僕の好きな樹なので、いつかは飾れるような樹を作りたいと思っています。それには、まず素材を作らなければならないのですが、なかなか良い増殖法がみつからずに、素材を作ることすらできずにいるような状況です(笑)

素材を作るといえば、一番手っ取り早いのは「挿し木」「取り木」「実生」です。挿し木が効く樹であれば、枝を採ってきて挿しておけば簡単に素材が作れますので、こんなに簡単な事はありません。実生でも、花が咲くのが遅くなってしまうデメリットもあるものの、最初から好きに作る事がでるというメリットもあり、この両者が一番使われている増殖法です

さて肝心の紅奴についてですが、まず挿し木ではほとんどつきません。もともと紅奴自体出回っている樹はすくなく、99%以上は接ぎ木で作られています。これは挿し木が効かないから接ぎ木で増殖されている事の証でもあり、自根の盆栽を見る事はほとんどありません(それよりも、ほとんどの方はこの盆栽を見た事もないように思います)

挿し木でつかないはずはないだろう・・・・と思い、実は昨年から、この樹の挿し木に密かに挑戦しています。昨年は春夏合計で30本ほど挿したのですが活着はゼロ。今年も春先に30本ほどを今度は密閉差しにしてみましたが活着はゼロで、夏には水差しで30本ほどさしたのですが、ほぼ全滅状態でした。「ほぼ」というのは、とりあえず、まだ枯れていない枝があるということだけで、発根しているものも確認はできたのですが、数は非常に少ないと思います(笑)

挿し木が絶対に活着しないというわけではなく、知人などは、3本挿したけど1本は活着したそうで、僕の挿し木方法や管理の仕方が悪かったのではないかと思える節もあります(笑)。それでも、生産業者さんすら挿し木でなく、接ぎ木で作っているくらいですから、発根しにくい樹種であることは間違いがなさそうです

となりますと、次の増殖方法は実生という事になります。実生についても、今春に少し実生したのですが発芽したのはゼロでした。ひょっとしたら来春にでも発芽するのかもしれませんが、なんともヒドイものです(笑)。どちらにせよ、何とかして増殖させたいと考えている樹ですので、今年も実生に挑戦しようと考え、先日、写真のように実を採取してきました


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今年は、大量に採取してきましたので、取り蒔きをしたり、保存方法を変えて春先に蒔いてみたりと、いろいろな方法でチャレンジして、何とか発芽させてみたいと考えています。そうは言っても、これほどたくさん採取する必要はないのでは・・・・・と思われる方も、いると思います
実は、この樹は発芽率も非常に悪いのではないかと考えているからです。僕以外にも何人もで実生したのですが、やはり発芽したのはほぼゼロで、恐らく、発芽率も低い樹種である可能性が高く、そのため、今年は少し多めに採取してきました

高山系の植物ですから、発芽させるのにあたっては、低温処理とかがキーワードになるのかもしれませんので、条件を替えて低温処理をしたり、ホルモン剤を使用したりと工夫すれば、多少は発芽させることができるのではないかと考えています

写真を見てもらうとわかるのですが、まだ青緑色をした未熟果らしきものも採取してあります。青緑のものについては、実は非常に良い樹から採取したもので、小葉で多枝多花の樹からのものです。もう少し経ってから採取すれば良いのですが、時間的な都合もありますので、無理矢理採ってきてしまいました(笑)。このまま家に置いておいて熟させようと考えているのですが、はたしてどうなんでしょうかねぇ?・・・胚が形成されていれば発芽するはずなのですが、こればかりは、わかりません(笑)

そうそう、もう一つ素材採取の方法を書き忘れてしまいましたが、それは実生苗の採取です。ヤマモミジ・ケヤキ・ブナなどは、春先に木の下に行きますと、大量の実生苗が発芽しています。もちろん、その年に発芽したものだけでなく、2年生とか3年生の苗も日照条件等とかの条件にかないますと、かなりの数があったりする場所もあります

そのようなことも考えて、実生発芽苗の採取にも行った事があるのですが、これまた、その実生苗すらほとんど見つからないのです。開花樹30本ほどに1本くらいしか実生苗が見つからないのです。その時は、100本近く見たのですが、苗があったのはわずかに2~4年生くらいのものが3本しかみつからず、このことも発芽率が低いのではと思った要因の一つです

凝り性のため、一度効果的な増殖方法をみつけようとすると、とことんまで追求したくなってしまいますので、しばらくは紅奴の増殖に頑張ってみたいと考えています。特に、挿し木ではヒント的な物が少し見えてきましたので、来春の挿し木を楽しみにしていますが、はたしてどうなることやら・・・・・
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by haruka000s | 2007-09-27 21:44 | その他  

究極のハゼ寄せ植え(笑)

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このハゼの寄せ植えは、究極の細幹寄せ植えを作ろうとして、昨年から試行錯誤してやっと作った物です

盆栽好きの人のほとんどは、ある程度はしっかりとした盆栽が好みのはずで、細幹盆栽が好きな人はあまりいないのですが、僕は数少ない細幹好きの「なんちゃって盆栽家」であります

ちょっと大袈裟かもしれませんが、究極の細幹盆栽を作って遊んでみようかなと思い、一昨年から試行錯誤を繰り返し、なんとかそれらしいものができましたので紹介したいと思います

これはハゼの掴み寄せをポット植えにしておいて、それをちょっとしたパイプの中で2年ほど栽培して、幹だけを伸ばしてみたもので、6月くらいにこの鉢に植え替えたものです。細幹好きな人もなかにはいるでしょうが、これほどまでの細幹にこだわる人はそうそういないのではないかと思います(笑)

超細幹盆栽を作ろうと思った時、まず頭に浮かんだのが、その樹種選定です。松柏・雑木のどれをとっても、枝作りを考えると、なかなか良い樹種が思い浮かばなかったのですが、ハゼならいけるのではないかと考えて、作ってみました。普通の人なら、「いかにして幹に太らせようか・・・」と考えるのですが、僕はまるっきり反対で、「いかにして細長い樹を作ろうか・・・」です(笑)。そうして、このような盆栽を作ってしまいました

あとは鉢合わせだけなのですが、最初は丸鉢にでもしようかと思いましたが、これだけ丈の長さと幹の流れがありますと、バランスを考えると丸鉢では支えきれませんので、楕円鉢を合わせたいところで、考えているのはこの鉢より5mmくらい浅い楕円鉢にでも植えれば完成する予定で、来春までには鉢を探して植え替えて完成する予定です

表題には【究極のハゼ寄せ植え】とオーバーな表現をしてしまいましたが、自分自身では、まあまあいけているのではないかと思っているのですが、皆様の見る目はどうなんでしょうね・・・・・
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by haruka000s | 2007-09-24 22:03 | 寄せ植え  

ハゼ寄せ植え 2態

日中は、まだまだ夏の日差しで暑いのですが
確実に季節は進んでいるようですね

今朝、水遣りをしていて
ふと気がついたら、ハゼが紅葉しているどころか
すでに葉を落とし始めていました(笑)

紅葉しはじめたのには気がついていたのですが
まさか、もう葉まで落とすとは思わず
報告の意味で、ちょっと写真を撮ってみましたので紹介します


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こちらは、右勝手に寄せ植えしたもので
ちょっと流れを強くしてあるものです


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こちらは、左勝手で主木を2本にしたものです
変形寄せ植えみたいなものにしましたので
あまり強い流れは付けずにしておきました
すでに、主木の葉がかなり落ちてしまいましたので
イマイチですね(笑)

この他にも、3鉢ほどハゼの寄せ植えを仕込んでおいたのですが
こちらは、まだ紅葉というほどではありません
日当たりの関係でしょうかねぇ・・・・・

今春に仕込んだばかりですので
まだまだ本格的な鑑賞段階には至りませんが
せっかく作ったものですから、ちょっとでも飾らないともったいないですね
(でも、地板が合っていません:笑)
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by haruka000s | 2007-09-20 23:29 | 寄せ植え  

赤松文人(変わり木?)

昨夕に立ち寄った盆栽屋さんには、先客のお客さんが二人いたのですが、驚いたことにお二人とも若い人でした

年齢は37歳と26歳という事で、ふ~ん・・・こんな若いのに盆栽をやっているとは、なかなか珍しいのではと思い、しばらく様子を見ていましたら、37歳の方は、赤松の小品素材を購入して、お店を出て行きました

しばらくお茶を飲んでいましたら、次の26歳の方は懸崖のシンパク素材を購入するようで、それをお店の中に持ってきました

面白い樹を欲しがるものだなぁ・・・と、眺めいたところ、お若い方とご主人が話を始め、僕も会話に入れてもらったのですが、そのシンパクを30年位持ち込めば面白い樹になるだろうという話から始まり、いろいろとお話しをしたのですが、本当に面白い感性だなぁ・・・と思いました

それと、驚いたのは赤松の文人が好きというので、帰りがけに思わずこのブログの宣伝をしてしまいました(笑)。特別な意味があるわけではありませんが、このブログも水石のHPも、今までほとんど宣伝などしませんし、恐らく、これからも宣伝するようなことはないのですが、赤松の文人を作ってみたいという若い人の言葉でしたので、『赤松の文人作りなら、少しは参考になるかもしれないので、僕のブログを見てください』と、宣伝させてもらいました(笑)


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そのようなこともあり、今日は赤松の写真でも載せてみます

この赤松は、ちょっと変わった樹にしようと試行錯誤した結果、このような樹形にしてみました。文人調でありながらも文人とは少し違う感じで、落ち枝まで作ってみました。まあ、しいて言いますと変わり木といった感じでしょうか。それにしても、ちょっとヘンテコ過ぎたかもしれません(笑)

作っている時は、この落ち枝も良さそうだなぁ・・・と思いながら作っていたのですが、こうして写真に撮ってみますと、やはり良くありません。このような落ち枝などは『効いてなんぼ』という物なのですが、どう見ても、ただあるだけでまったく効いていません(笑)

写真で見る感じでは、頭の部分と落ち枝だけで作っていけば、少しは落ち枝も効いてきそうに思うのですが、これは難しそうです。今冬にでも、真剣に考えてみることにします

昨日、お会いした青年がここを見てもらったかどうかわかりませんが、赤松の作り方でも、少し書いてみたいと考えていますので、しばらくお待ちください
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by haruka000s | 2007-09-18 23:02 | 文人木  

鉢の価格

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今日は、奈良井川まで探石に行った帰りに、購入しようとしてた思っていた鉢があり、その鉢を求めに盆栽屋さんに寄ったのですが、驚いたことに鉢の価格が3~4倍に上がっていました

この鉢は、県内の人が作っている鉢で、鉢の出来(形状や釉薬)は、まあ普通で、一蒼を真似たような形状の小鉢が多く、まあまあ使える鉢です。昨年、初めてこの盆栽屋さんに寄ったのですが、その時購入した価格は、1~1.5号くらいの大きさの鉢で、8個買って3000円くらいでした。ところが、今回は同じ鉢が1個1500円という価格でして、ちょっと驚きました

「昨年寄った時には、4個で1500円の鉢があったはずだけど、えらく高くなったねぇ~」と、嫌味半分でご主人に聞いてみたところ
『申し訳ありません。作家さんが少し値を上げてきたもので、この価格になってしまいました』とのことでした

昨年は、4個で1500円と2000円という二つの価格帯で売っていた鉢が、わずか1年もしないうちに1個1500円ですから、単純に考えても3倍くらいの値上げです。バブルどころではない値上がりの仕方には、ちょっと驚きましたが、いくら何でも、ちょっと値を上げすぎです(笑)
ご主人の言うのには、盆栽鉢作家展に出品したりしたので、値を上げてきたそうで、次は盆栽世界という盆栽雑誌にも掲載される予定なので、また上がるかもしれないというような事を言ってました

鉢専門のプロが、長く焼いていても、よほどのことがなければ、1500円(1.5号)することもないのに、それよりも高い価格設定にしようとするとは、ちょっと無理がありそうです。よほど出来の良い物ならともかく、釉薬もマット釉や透明釉を使っていたりするものがあり、盆栽屋草物鉢としての味わいに欠けるような物もあったりする中で、そのような価格設定では、とても購入意欲などおきません(笑)

仕方なく、英明の鉢を3鉢買ってきたのですが、合わせて1500円でした。左の鉢は前に買った4個1500円のうちの一つですが、現在は1500円ということでした。右の鉢は、これも英明の普通の平鉢ですが、3個で1500円でしたので、コストパフォーマンスを考えますと、圧倒的に英明の鉢に軍配が上がります

県内の作家さんですから、ちょっと応援しようかなとも思ったのですが、これでは応援のしようがありません(笑)
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by haruka000s | 2007-09-17 23:26 | その他  

西湖アシ手入れ

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先日、少し時間があったので、好きな西湖アシを何鉢か手入れをしてみました

手入れといっても、たいしたことはなく、ただ不要な茎を抜いたのと、茎の下部の皮を剥いただけなので、手入れというほどの大袈裟なものではありませんね(笑)

山野草で困るのは、毎年姿が変わってしまう事で、今年良くても来年も良くなる保証は無いのが現実で、なかなか上手くいきませんね。この鉢も根洗いにしようと頑張っているのですが、なかなか決まってくれずにここまで来てしまいました


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一鉢だけ良いのができればと、同じような物を数鉢も作っています。上手な方なら、一鉢だけでも綺麗に仕上げる事ができるのでしょうが、僕のずさんな管理では、なかなか気に入ったものができずに、今日まで来てしまいました。僕の場合は、何鉢か作ってみないと、自分の気に入ったものを作る事ができません。まあ、下手なのでしょうね(笑)

それでも、気長に作っていれば、いつかは気に入ったものができるのではないかと思い、アホのように同じようなものを作っています。今日は2鉢写真を載せましたが、2鉢とも根洗いに作っている物です。これらとは別に、舟形鉢で2鉢、普通の鉢で3鉢の合計7鉢、さらに庭にも植えたりしていて、我ながら、たかがアシをこれほど作ってしまうとは・・・と呆れています(笑)

でも、この2鉢を見てもわかるとおり、同じように作っていても、最初のは株立ち風になり、2枚目の方はピューッと伸びる天突き系になったりと、それぞれに個性があるので、両者とも捨てがたいのが面白いのかも・・・・・
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by haruka000s | 2007-09-15 22:38 | 山野草  

石付き盆栽

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石付き盆栽は、創造性があってとても面白いものだと先日書きました

とりあえず、どんな感じなのか、ちょっとだけ紹介してみたいと思います

最初は、赤松です。これは6月頃石に付けた時の写真です。石を抱かせるようにするとともに、松の幹が石を横切らせるような感じで作ろうかなと意図して、この位置に付けてあります

このような感じで石に根を付けて、あとは肥培しながら作っていく事になります。石に付ける時は、根をしっかりと石に固定することが大事で、僕は、発砲スチロールを小さく切っては、その欠片で根を押さえ、針金で固定するようにしています。なかには接ぎ木テープでぐるぐる巻きにする方もいますが、テープだけで巻く場合は、どうしても石の凸凹の特に窪んだ部分に綺麗に根が食い込ますことができませんので、面倒でも、発泡スチロールで根を押さえながら固定するようにしています。凄いことに、根を押さえつけるための発砲スチロールの欠片は、小さなダンボール箱1箱分くらい作ってあります(笑)

このような感じで、根を石に食い込ますようにしながら深めに鉢に植え付けます。それから、1年ほど肥培し、今度は、少しずつ根を露出させながら肥培を続けていきます。そうすることにより、根もしっかりと石に食い込みますし、根が太ってきて、良い感じになっていきます


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これは長寿梅です。半懸崖の石付きを狙ったものです。この樹は、昨年挿し木したばかりの苗ではなく、少し前から作っていた苗です。2~2.5号鉢に植えられるくらいのミニにしようかなと考えています。まあ、お遊びで作っているものですね


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これはシンパクです。これも半懸崖にしようと考えていまして、樹高は7cmくらい、やはり2~2.5号鉢に植えられるようなミニにしようかなという感じです

こうして、ミニの素材を紹介しますと、ミニの盆栽を作っているように思われますが、わざわざミニを狙って作っているというわけではなく、少しでも早く仕上げてみたいと思って、ミニにしようかなという程度で、数鉢だけはミニになるよう作ろうかなと思っています

玉肥がのせてあり汚い姿になっていますが、とりあえず、どれくらい施肥をしているのかの目安として、わざとそのままの状態で写真を撮ってみました
ポリポットは3号で、石も沈んでいますので、実際の用土量は非常に少ない状態なのですが、僕の施肥量は、このポットで玉肥を3~4個、IB(遅効性固形肥料)を4~5個も置いています。間違いなく肥料過多(窒素過多)でしょう(笑)。これは、赤松・シンパク・長寿梅とも肥料焼けに強い事から、まあ、これくらいあげても大丈夫だろうということで、実験もかねてこれほどの施肥を行っているのですが、ひょっとしたらヤバイかも・・・です。なにしろ用土がほとんど見えていませんので、けっして真似はしないようにしてください。真似される方は自己責任でどうぞ(笑)

窒素過多になりますと、病気になりやすくなったり、根を傷めたり、ひどい場合は枯死に至る場合もありますが、運が良いと抜群の生育成績になりますので、ついつい過剰とも思える施肥をしてしまう悪い癖があります
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by haruka000s | 2007-09-11 23:50 | 石付き