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棚場

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 なんとも奇妙な光景なのですが、これが僕の棚の一部です

 この場所は、赤松が多く写っていますが、見てのとおりいずれも細幹でヒョロヒョロの樹ばかりで、おまけにクネクネした樹も多く、普通に盆栽を楽しんでいられる人からすると、かなり珍妙に見えてしまうと思いますが、これがうちの棚です(笑)

 何と申しましょうか、まさに文人軍団とも言えるような文人木ばかりでして、見方によっては、ちょっと異様かもしれません(笑)。もちろん、細幹の樹ばかり作っているわけではありませんが、やはり細い樹が好きなので、このような樹が多くなってしまいます

 また、細ければ何でも良いというわけではなく、「細さが効いている」樹が好きなので、幹径と樹高のバランス・枝の細さなどが調和していませんと、幹の細さが効きませんし、軽く洒脱な樹形にしなければ、細幹も活きてきません。そのような事を考え合わせますと、まずそれにあった素材は少ないのが難点です

 素材が少ないだけならまだしも、一番の難点は成長の遅さです。成長が旺盛な雑木なら、芽摘みや葉狩り、あるいは剪定などを通して、かなりの成果が期待できるのですが、一年に一芽しか伸びない松類でシンパクのように一芽作りをしようとしますと、途方もなく長い時間が掛かってしまうのが、最大の難点ですね

 それゆえ、一芽しかない素材を仕上げようとすると、10年以上掛かってしまう事などざらにあり、このことも素材生産や盆栽作りとしても嫌われる原因の一つでしょう。逆を言えば、そんなに面倒な樹だからこそ、作り込んでいくという楽しみもあり、思ったように仕上がった時は、何とも言えない達成感を味わうことができます

 赤松の文人木は、細くても高価な事は良く知られているところですが、本当に良い樹は、一芽二芽くらいから作り込んでいっている樹が多いので、途方もない時間が掛かっているわけですから、高価なのも仕方がありませんね。もちろん、うちにあるのは、山取りの若い苗木から作っているものばかりですので、極めて安価な樹ばかりです(笑)

 真ん中ほどに置いてある小さな如雨露みたいなものは、差し水用のもので、夏場などに乾きの早い樹に、これで拾い水をしています
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by haruka000s | 2007-07-28 23:38 | その他  

思わず芽切り

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 先日、赤松に針金を掛けようと思い、夜家の中に持ち込んでは、しょぼしょぼと針金を掛け、何本かは、ある程度の整枝を済ませる事ができました

 写真の赤松も、そのうちの一本なのですが、この樹は。僕が作っている樹の中で、唯一【逆勝手】の樹でもあります。【逆勝手】とは聞き慣れない言葉ですが、僕の造語でして、簡単に言いますと、樹の幹の力の働いている方向と、枝葉の力が働いている方向が逆という意味です

 この樹で説明しますと、鉢の中心よりも頂部(樹冠)は左にあり、幹の振りもほんのわずか左へ振るようにしてあり、樹の本体は右から左へ力が働いています。このような樹は、普通だったら、左側に差し枝を伸ばして、左側にボリュームがいくように作らなければならないのですが、右へ返す枝群を強めに作って、枝葉の力は右へ働くように作っていて、これを【逆勝手】と呼んでいます

 もちろん、逆勝手を意図して作っていたわけではなく、本来なら左の枝群にボリュームをつけて作らなければならない樹だと思っているのですが、生育の早い雑木と違って松類は、どうしても生育が遅くなってしまいますので、左枝群の充実を待っていますと、途方もなく時間が掛かってしまいます。頭の中に描いている樹にしようとすると、恐らく20年近く掛かってしまうことでしょう(笑) 

 そのため、とりあえず見られる姿に作ろうと思い、わざと逆勝手にして、なんとか纏めているような状況です(笑)。この樹も上部は樹芯を折り曲げて作っていて、その関係もあって、どうしても右の枝群が多くなってしまい、1本枝を抜いてしまいますと、今度は右の枝葉がスカスカになってしまうような状況なので、この形状もやむを得ないというものです

 この樹の特徴は、なんと言っても落ち枝です。正面にある落ち枝と、その右にある枝群が太い枝を無理矢理下げて落ち枝にしているのですが、右の枝くらいの下げようでしたら、普通にあるくらいなので、実際は正面の落ち枝が一番目を引くようになっています

 しかし、写真を見てもらえばわかるとおり、2本の枝で棚を構成しているところが見えてしまうのが、どうしてもイマイチですね。普通ならこのような落ち枝は、幹の奥に作らなければなりませんし、できれば1本の枝で棚を構成しなければならないのですが、とりあえず見られる姿に作るのには、こうするしか手段がなかったのです

 枝葉が寂しいように見えてしまいますが、これは、写真が少し下から撮影しているのが大きな理由になっているのですが、それと同時に「芽切り」をしたのも原因の一つになっています。針金を掛け終えた後、ちょっとハサミを持ってしまったら、ついつい芽切りをしてしまったのです(笑)

 今春に植え替えたばかりで、1年間は何もせず樹勢をつけようと思っていたのですが、樹作りが好きなもので、ついついいじってしまいました。春先から肥培を続けていたとは言え、本当は良くないと思いますので、ちょっとだけ後悔しています(笑)
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by haruka000s | 2007-07-23 23:53 | 文人木  

水盤棚

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 盆栽棚を増設したのと一緒に、水盤を整理保存しておく棚もあわせて作りました。良い水盤であれば、桐箱にでも納めて積んでおけば良いのでしょうが、それほどの水盤でもありませんので、保管には苦労をしています

 裸の水盤(箱無し)の保管については、水盤と水盤の間に棒をかって積み重ねておくのが一般的です。こうしておけば、保管場所もそれほど必要はありませんし良いのですが、弱点は、下に置いてある水盤を使う時には、上に載せてある水盤をどかさなければならず使用するのに面倒というのがあります。年に1~2回の展示会に使うくらいなら、それほど苦にもならないのでしょうが、しょっちゅう使う人には、やはりちょっと不便です

 そこで、数年前から水盤の保管用に使っているのが、この棚みたいなものです。本当は水盤を平らに置くような物を作りたかったのですが、施工が面倒なのと費用がかかるため、水盤を横置きにするようにし、施工を簡単にし、費用も安く済むようにしています。これで、材料費は4000円程度で、半日ほどあれば完成します


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 さっそく、物置に設置したのがこの画像です。上段にあるのは、最初に設置した棚で、中段に新しく作った棚を設置してみました。上段の棚では16枚、中段の棚では15枚の水盤が収納できるようになっています

 なんとなく良さそうに見えますが、失敗したことが一つあり、幅をかなり広めにとってしまった事です。そのおかげで、水盤を収納しても、写真で見ると上部に空きスペースができてしまい、かなり空間に無駄ができてしまいました(笑)。あと7~8cm短く作っておけば、棚の上のできる空間も利用することができたのに、ちょっと失敗でした。棚板を切り直して作り直そうかとも思ったのですが、あまりにも面倒なので、このまま使っています

 一応、上部の段は小~中型水盤、中段は中型水盤を収納するようになっています。あと下段のスペースがありますので、ここに2段くらいの棚を作り中~大型水盤を収納することができれば、すべて完成する予定なのですが、よほどやる気が出ないと、作ることができませんので、いつになったら完成するのでしょうか・・・・・
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by haruka000s | 2007-07-17 23:26 | その他  

ミニ盆栽

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 ミニ盆栽とか豆盆栽などと呼ばれている、わずか数センチの盆栽が結構流行っているそうで、知り合いで小品盆栽を楽しんでいる方も、ミニの盆栽やミニの草物を作るようになってきました

 僕の原点は、【飾り】にあり、盆栽も山野草も飾りの主役として作るのか、添えとして作るか、あるいは、水石展示会等において、コーナー飾りに使うために主に作っています

 ですから、このようなスタイルでは、ミニの盆栽などは半懸崖や軽い文人樹形のものが数点あれば良いくらいで、他の樹形などほとんど必要はありません。それに、シンプルな2点~3点飾りが好きで、棚飾りはほとんど行わないので、ミニの盆栽にはあまり興味がなかったのですが、先日棚を作って【置き場所】について考えてみたのですが、当たり前の事ですが、ミニの盆栽は、置き場所をほとんどとらず、たくさん置ける事に実感としてかなり驚きました

 最初の写真は、ミニの長寿梅です。本格的な盆栽を作っている人から見ますと笑われそうな物ですが、こんなものでも、添えとして重宝する場合があり、暇な時に少しばかりですが作っています

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 最初の写真は、ミニの長寿梅です。本格的な盆栽を作っている人から見ますと笑われそうな物ですが、こんなものでも、添えとして重宝する場合があり、暇な時に少しばかりですが作っています

 この写真は、中品クラスの斜幹赤松とミニ長寿梅の比較です、赤松は左右が50cm程度で、長寿梅は左右8cmくらいです。赤松1本のスペースがあれば、ミニが20鉢ほどは楽に置けそうです
 普段は、それほど気にもならなかったのですが、新しく棚を作って樹や草の置く場所等の整理をしていたら、こんな当たり前の事に気づかされてしまいました(笑)

 飾る事は好きですが、作る事も同じくらい好きなので、これからは少しミニ盆栽でも作っていこうかなと思っています。幸い、ここのところ実生したり挿し木したりしていますので、素材を作るのには困りませんので、ちょっと遊んでみようかなと考えています。ミニであれば、仕上がりも早そうですし、あまり作られていない変わり木でも作ってみたいですね
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by haruka000s | 2007-07-16 22:14 | その他  

赤松斜幹・・・その2

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 さぼママさんのリクエストにお答えして、斜幹の赤松を上から撮影してみました

 この赤松は、左右が50cmくらいで、一間の床の間では、やや小さめのサイズですが、飾ることができるギリギリのサイズでしょうか。この樹の特徴と言えば、二の枝の落ち枝と左二の枝をグッと下げて、正面から見えるようにしてあることです(昨日の画像を参照してください)。そうすることで、樹に奥行き感が出ますし、老木感も出て、枯れた感じが出てきます

 左から出ている落ち枝を活かすために、右から出ている枝は、どちらかというと少し持ち上げ気味にしてあり、幹と平行気味にし、幹が見え隠れするようしてあります。枝棚もいくつかに分けて作ってあり、枝が混んでくれば、見られるようになってくるはずで、もちろん、頭の部分は、やや手前に持ってきてあります

 こうして見てもらえるとわかると思いますが、50cmもある樹にもかかわらず、使っている枝はわずか5本だけです。さすがの僕でも、これ以上枝を抜くことはできませんでした(笑)


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 この写真は、落ち枝部分を後ろから撮影してみました。落ち枝がガクンと下がっているのがわかると思いますが、この部分は、枝を折って下げてあります。ちょっと見苦しいのですが、枝抜き傷も2箇所見えていますが、だいぶ癒えてきつつあります。一の枝は、もう少し棚張りがあったのですが、一枝抜いてコンパクトにして、抜き跡はジンにしているのがわかると思います

 これで、この樹の感じがわかって貰えたでしょうか・・・・・
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by haruka000s | 2007-07-12 23:27 | 木作り  

赤松斜幹

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 これは山取り後10年近く経つ赤松の斜幹です

 肥培しながら、夏芽切り・冬芽切りなどを繰り返した末、基本の枝も全てでき、あとは痩せ作りで持ち込むだけという感じになってきましたので、手入れをしてみました。この写真は、手入れ前の姿です


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 こちらが、手入れ後の写真です。手入れの内容は、手前の一の枝を少し切りつめジンにして、整枝が必要な枝を軽く針金が掛けてあります。特に落ち枝を見所としようと思っていますので、ここは気を付けて整枝してみました

 それと、僕のオリジナルでありますが、この時点で、古葉を全部抜いてしまい、新芽の葉数も、ほとんど揃えるようにしています。普通は冬に同じような作業をするのですが、成長していない時に、このような作業をしても芽の力を均一にすることなどできないだろうと思っていますので、持ち込みに入る樹は、夏前にこのような作業を行うようにしています。感覚的にですが、このやり方でも、充分成果はでていると思っています

 芽先まで針金を掛けていませんので、ちょっと情けない形になっていますが、落ち枝の効いた軽い樹になるのではないかと思っています。次は鉢探しです(笑)
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by haruka000s | 2007-07-11 23:40 | 斜幹  

棚増設

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 実生の赤松やら、挿し木苗をポットあげしたため、樹や草の置場が狭くなってしまい、ほんの少しだけですが、棚を増設してみました

 増設といってもそれほどたいしたことはなく、長さ180cmの2×4材を5本組み合わせたものを一組作っただけですので、0.5坪にも満たない広さです。とりあえずポット苗を置いただけなのですが、新しい棚はなんとなく良いものですね。それにしても驚いてしまうのは、置くことができるポット苗の数で、0.5坪もないのに3~3.5号のポットが150ほど置く事ができてしまうのです。ちょっと大きめの盆栽でしたら、10~15鉢くらしか置けないのに、小さいものですとこれほど置けるのかと思うと、ちょっと驚いてしまいます

 こんなに小さな物が場所を必要としないのなら、今流行のミニ盆栽や豆盆栽みたいに数センチの盆栽では、置き場所は狭くても、かなり楽しめますので、流行る理由がわかるというものです
 僕の盆栽は、だいたい6~9号くらいで作っているものがメインで、小品が少々といったところです。しかも斜幹樹形が多いため、たいへん場所をとってしまいます。斜幹樹1本で、ミニ盆栽なら20鉢くらいは置けそうです(笑)

 現在、我が家には、このような小さな(0.5坪程度)の棚が今回作ったのと合わせると4つになりますので、2坪弱くらいが盆栽スペースになりました。もちろん、素材も含めますとそれだけでは置ききれずに、通路や庭に貼ってある石の上に置いたりしながら、置き場所を確保している状態なので、0.5坪くらいのスペースを確保したくらいでは、慢性的な置き場所不足の解消にはいたりませんが、多少は余裕ができてきた感じです。そんな状態なのに、懲りずに種蒔きをしたり挿し木をしたりしているわけですから、これらの素材を鉢あげする時が、今から恐ろしいです

 本日の写真は、完成祝いに撮影したもので、新しい棚の上にキンロバイを置いてみました。撮影時は一輪が咲いているだけでしたが、今朝は6~7輪咲いていて、これからが見頃になってきます。花後に切り込み、来春には、本鉢へ植え替えて鑑賞できそうになってきました
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by haruka000s | 2007-07-11 00:03 | その他  

エノキ恐るべし

 梅雨に入りましたので、挿し木をするのには、ちょうど良い時期とされていますから、挿し木をしている方も多い事と思います

 挿し木は簡単といっても、どの樹種も簡単に発根するわけではなく、挿し木する事が簡単な樹種から難しい物まで、さまざまです。盆栽をやっている人は、恐らくほとんどの人がやった事があるのではないでしょうか。特に小品盆栽をやっている人は、素材を作る手段としては、ごく普通に行われています。挿し木から大型盆栽を作る人は、さすがに少ないと思いますが、小品盆栽を作っている人は相当数いるはずです

 挿し木と言っても、新芽を挿してコツコツと増やすやり方と、古枝挿しと言って、古い枝を挿して行う方法がありますが、古枝挿しの方が簡単に小品素材が得られますので、これだけを専門にやっている知人もいるくらい効率は良いですね
 樹種によって簡単に挿し木ができるものもあれば、なかなか付きにくい樹もあります。挿し木が簡単にできる代表は、何と言ってもバラ科の植物や柳、真柏あたりでしょうか。柳はコップに水を入れておいて、その中に切った枝を挿しておくだけで発根しますし、野梅や真柏などは、手首くらいの太さの物まででしたら発根しますので、やはり挿し木しやすい樹種でしょう

 反面、発根しにくい樹種もたくさんあります。バラ科といっても品種物の桜や梅などは、発根しにくいですし、挿し木自体が難しいものというものすらあります。以前は、古枝を挿して小品盆栽を良く作っていたのですが、近年は、細幹盆栽専門みたいになってしまいましたので、最近は、細めの枝を挿すようになりました

 先日、水石展があった時にも、暇な時には外の空気を吸いに行きますと、エノキがありましたので、その枝を少し採取しておき、初めて挿してみました。この木なら簡単に発根するだろうとは思ったのですが、挿してから1週間くらいでカルスが発生し、2週間もしないうちにすでに発根していました。なんという生命力でしょうか

 エノキ自体は、元来が水が好きな樹ですので、多水で育てますと、旺盛な生育をみせる木ですから、盆栽にしようと思っても、早い仕上がりが予想されますので、試しに挿してみたのですが、それにしても、なんという発根力でしょうか。それにしても、エノキ恐るべし・・・です

 せっかく挿し木をしても、その後の管理が悪く、活着率が悪いだけでなく、発根後に水切れから枯らしたりする事も多く、すぐに発根するのであれば、その後の管理にも目が届きそうなので、これから、エノキでもたくさん挿して、多幹樹形を作ってみようかと思い始めています


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追記です

この写真は、挿して10日ほど経った画像です
この時点で、すでにほとんどの枝にカルスが発生していて
もうすぐにでも発根するだろうと予測していたのですが
案の定、2週間で発根していました
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by haruka000s | 2007-07-09 00:00 | その他  

黒松文人

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 本日紹介するのは、赤松好きの僕には珍しい黒松盆栽です。この木は、数年前に知人からもらった苗木でして、文人にしてしまいました
写真のとおり、仮鉢で痩せ作りをしてきましたので、鉢はまったく合っていませんが、見られそうになってきましたので、そろそろ鉢替え

をする事にしました

 とはいえ、見てのとおりそれほどたいした樹ではありませんし、鉢を変えたところで、見栄えが良くなるとはとうてい思えません(笑)
そんな時、このような樹を植えるのは、石付きと決めています(笑)。なんとなく鉢がもったいない気がしまいまして、よほど気に入った

樹でないと良い鉢は使わず、安価な鉢か、見栄えの良い石付きにしてしまうのが、僕の常道です。とはいえ、高価な鉢といっても、僕が言

う高価とは5,000円くらいのもので、大きな南蛮がこれくらいの価格で、我が家にある一番高価な鉢でもあります

 まあ、樹と鉢は釣り合いがとれている事が大事ですので、この樹では、普通の平石で充分でしょう(笑)。鉢では皿鉢型の鉢が似合うは

ずなのですが、そのような鉢は、なかなか見つかりませんし、この平石で充分といったところでしょう


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 そして、このような平石付けにしてしまいました。このようにちょっと横に泳ぎだしたような樹形の場合は、なかなか合う鉢が無く、合

うのは皿鉢型だけで、足がある鉢では、まず合うことはありません。そして、一番似合うのは、このような平石です、樹の力がグイグイと

右に流れていますので、それを受ける鉢は、よほどの安定感がなければ、これを受けきることができず、足があるような鉢では、まず、樹

の力を受けきることができないはずです。しかし、平石であれば、抜群の安定感がありますので、このように泳ぎ出している樹形を支える

ことが簡単にできるのです

 このような平石を見ますと、寄せ植えを植えてみたいと思う方が多いかと思います。もちろん、寄せ植えも良いのですが、寄せ植えより

合うのは、何と言っても泳ぎ出すような斜幹樹です。泳ぎ出すような斜幹樹を受け止めることができる鉢はなかなかありませんので、その

ような場合は、平石に付けてみると良くなります

 ケト土を少し盛り、コケを貼りましたので、ちょっと根鉢が大きすぎですが、元気に持ち込むのには、これくらいで仕方がないかもしれ

ませんし、幹をもう少し寝かせて、差し枝をもう少し伸ばせば、ちょうど良くなるかな・・・
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by haruka000s | 2007-07-08 01:13 | 文人木  

アンペライ再生中

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 このアンペライは、主役にして飾る予定なので大鉢で作っているものなのですが、冬場に乾燥させてしまったためか、半分以上が枯れてしまい悲惨なほどまばらになってしまいました(笑)。これでは、とうてい飾るどころではなく、再生を図っていかなければなりません

 再生方法は、前回のフトイと同じく、多肥による栽培です。普通の山野草でしたら、いったん鉢から株を抜き、枯れてしまっている茎や根を取り除いて、植え付けるのでしょうが、フトイもアンペライも水草ですから、枯れた根がかなりあっても大丈夫だろうと思い、1年間多肥栽培を試みて、再生できるかどうか試しています。本当は、死んでいる根株を切除して植え替えれば一番良いのでしょうが、とても面倒くさいので、安易な方法にしてみました(笑)

 多肥多水で育てれば、株の分けつや根茎の生育も早くなり、それが株の充実に繋がるだろうという安易な発想なのですが、上手くいってももらいたいです。また、肥料については、フトイやアンペライには、5cmおきくらいの感覚で鉢中に散らしていますが、効果は出てくれるや否や・・・

 フトイとアンペライについては、毎年作柄が違ってしまうのですが、いずれにせよ冬場の管理の善し悪しの差ではないかと考えています。冬場でもジャンジャン水をやっていますと、このようなことにはならないのですが、ちょっとした管理の甘さがダメですね

 それに比べて、アシ類は多少は乾燥させてしまっても、翌年の成績にはあまり関係なく、かなり旺盛に生育してくれますので、こちらの方が僕に合っているのかもしれません(笑)
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by haruka000s | 2007-07-06 00:46 | 山野草