カテゴリ:斜幹( 7 )

 

ヒョウタンボク

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ヒョウタンボクは山野で普通に自生する木です。この木の見所は、名前の由来でもあるヒョウタン形をした実にあり、やや浅い緑色をした葉とヒョウタン形をした赤い実のコントラストを楽しむのことが盆栽樹種として親しまれているように思います

僕が良く探石に行く河原には、この木がたくさん生えており、うちにあるヒョウタンボクはこの河原産のもので、写真の木はそれから挿し木をして作ったものです

樹勢は強健で、不定芽がたくさん出てきますので、育成していく段階では太りも早くて良いのですが、小枝が作りにくい感じで、やや作りにくい印象を受けました

この木は、3年程前にどのような樹形が似合うのか考えもせずに挿してしまい、ポリでしばらく育成した後、今春に鉢あげをしました

目指す樹形もなくなにげなく作っていたので、個性のないただの斜幹になってします。根の廻りはかなり早い方でポリで育成している時は1年で根が回ってしまうほどですが、そのまま放置しておき、今回、根を切り詰めてこの鉢に植え替えました

非常に樹勢が強く、なおかつ芽持ちも良い樹種ですので小品には向いている木だと思います。小枝ができるかどうかはわかりませんが、本格盆栽(太・短・模様木)に仕立ててみると面白いかもしれません
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by haruka000s | 2010-05-16 23:09 | 斜幹  

赤松斜幹素材の手入れ

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この木は山取り苗を鉢で4~5年こもったもので、昨夏に中芽切りしておいたものです


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そろそろ最初の躾をキチンとしておく必要がありますので、軽く針金を掛けたり整枝してみました

植え付け角度については、今後見直しが必要になりそうですが、骨格だけはそろそろ決めておこうかなと考えています
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by haruka000s | 2010-02-12 00:10 | 斜幹  

赤松芽切り・整枝

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この赤松は2007年6月に改作した赤松で、改作前の写真です


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改作後、2年間放置しておき、その間に針金だけを外して肥培していました

だいぶ樹勢ものってきましたので、いよいよ、本格的に枝作りにないる事にしました


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という事で、全芽切りを行い、今春から伸び出した新芽を全て切除しました

一般的には、芽の強弱に合わせて弱い芽を先に切るとか、芽切りする時に枝元を少し残しておくとかするらしいのですが、僕の場合、面倒なので一度に全ての芽を切ってしまいます

もちろん、育成段階の木であれば、中芽切り・新芽切り等を組み合わせながら行っていきますが、この木は、あと小枝を増やしていくだけですから全芽切りです


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針金が食い込まないように早めに外しておいたので、効きはイマイチでしたので、再度整枝しておきました

枝ジンもまったく効いていませんので、不要と判断し切除し、全体を少しコンパクトにまとめてあります。最初は銅線で小枝を蒔いてしまったので、すぐに食い込んでしまい、外すのに苦労した記憶がありますので、今回は食い込みにくく外しやすいように、小枝については少し太めのアルミ線での整枝です

最初の整枝から2年が経ちますが、最初の面影を感じる事ができないくらい変貌してしまいました。たった2年ですが、木肌は荒れ出してきましたし、樹勢ものってきましたので、2~3年芽切りをしながら小枝を増やしていけば、軽く飾れる木になれそうですが、どうでしょうかねぇ・・・・・
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by haruka000s | 2009-06-22 00:54 | 斜幹  

赤松斜幹

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 これは山取り後10年近く経つ赤松の斜幹です

 肥培しながら、夏芽切り・冬芽切りなどを繰り返した末、基本の枝も全てでき、あとは痩せ作りで持ち込むだけという感じになってきましたので、手入れをしてみました。この写真は、手入れ前の姿です


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 こちらが、手入れ後の写真です。手入れの内容は、手前の一の枝を少し切りつめジンにして、整枝が必要な枝を軽く針金が掛けてあります。特に落ち枝を見所としようと思っていますので、ここは気を付けて整枝してみました

 それと、僕のオリジナルでありますが、この時点で、古葉を全部抜いてしまい、新芽の葉数も、ほとんど揃えるようにしています。普通は冬に同じような作業をするのですが、成長していない時に、このような作業をしても芽の力を均一にすることなどできないだろうと思っていますので、持ち込みに入る樹は、夏前にこのような作業を行うようにしています。感覚的にですが、このやり方でも、充分成果はでていると思っています

 芽先まで針金を掛けていませんので、ちょっと情けない形になっていますが、落ち枝の効いた軽い樹になるのではないかと思っています。次は鉢探しです(笑)
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by haruka000s | 2007-07-11 23:40 | 斜幹  

ナツハゼ

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 思い起こしますと、高校生時代に山に入って、取って作っていたのは山柿とナツハゼが最初の木でした。もちろん、盆栽などと呼べる物ではなく、ただの鉢植えとして作っていて、大学に入学する時には、庭に地植えしてしまい、それから切ってしまったので、その株は、今はありませんが、ナツハゼという木には、そのような思い出があります

 そのようなこともあって、少しは思い入れのある木ですから、庭を造る時にも株立ちのナツハゼを植えてあります。もちろん、盆栽にも作っているのですが、どうも、うちの棚場とは相性が良くなく、夏になりますと葉焼けをおこしてしまい、紅葉を楽しむどころか、無惨な姿になってしまいます(笑)

 今年も、夏を迎えて、早くも葉焼けが進んでしまいかなりひどい状況になってしまいました。葉焼けしてしまう理由は簡単で、朝から晩まで日差しを目一杯受けているのが、恐らく最大の原因ではないかと考えています。そのため、葉狩りをしました。これで今年の紅葉もダメそうです。実は多少はついていたのですが、一応そのままにしておきました

 うちの棚場は、棚場と呼べるほどのものではなく、2×4材でちょっとした盆栽を置く台を作って、そこに並べてあるだけなので、もちろん寒冷紗などは無く、日当たりと風通しだけは抜群ではありますが、乾燥や直射日光に弱い植物には最高に不適な環境です(笑)

 そのような場所をメインにして、育てていますので、葉焼けが起きてしまうのは、日常茶飯事みたいなもので、葉が焼けるだけでなく、葉焼けからくる紅葉の悪さというのもひどいものがあります。ですから、ハゼやナナカマドのように紅葉を楽しむものは、ガレージの日影に移動させたりしているのですが、鑑賞段階に至らない樹では、面倒なので葉焼けがおきようとも、移動せずに作っているのが現状です

 この樹は、そろそろ鑑賞できそうな段階にきましたので、来年は鉢を変えるか石付きにでもしようかなと考えています。恐らく、石付きにでもすれば、野趣が感じられて良くなるはずなので、石付きにしてみたい樹の一つです
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by haruka000s | 2007-07-02 22:45 | 斜幹  

クヌギ

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 コナラの盆栽は、よく見かけるのですが、不思議なことにクヌギの盆栽はほとんど見かけることはありません

 コナラとクヌギの違いは、葉の形状と実の大きさくらいで、葉型はコナラの方が整形で、クヌギはちょっと先太りで、形が悪いと言えば悪いのですが、それほど大きな差はないように思っています。また、実については、コナラは細長く風情がありますが、クヌギは丸めで、ちょっと鈍重な気がします。紅葉については、どちらも黄葉になり、それほど変わりません

 木肌については、コナラは肌が荒れるタイプと、通称「桜肌」と呼ばれている若い桜のような肌になるのと、大きく二つに分かれます。桜肌タイプの樹は、その名の通りなかなか肌が荒れませんし、荒れるタイプであっても、本肌になるのには、かなり時間が経過しなければ荒れてきません。それに対してクヌギは、15年もすれば、ゴツゴツとした独特のコルク質の荒れ肌になり、なかなか面白いです。少なくとも、木肌だけ見る限りは圧倒的にクヌギの方が勝っているのに、ほとんど盆栽として作られてはいません
 参考までに、コナラは桜肌のものは、盆栽ではまず木肌が荒れることがないので、購入する時や採取する時には注意してください。とはいえ、小苗の時にそれを見分けるのは、普通の人では難しいのですが(笑)

 この樹種を、少し盆栽にしてみようかなと、作秋に取り蒔きしておいたものが発芽しましたので、ちょっと紹介します。普通なら、ポットとかトレーとかに実生するのでしょうが、面倒なので家の横に蒔いておきました(笑)。この実は、猪・熊・猿・鹿なども好物で、コナラやミズナラと並んで、野生動物の命を育んでいる重要なドングリなので、良く虫に食われたり、ネズミにも食われたりしています

 この実は、山に行った時に、適当に拾ってきたもので、選別するのも面倒なので、適当に蒔いておいたもので、土がかぶっていない実まであるくらいですから、いかに適当かがわかると思います(笑)
 それでも、覆土は浅い方が良いのか、深い方が良いのか、表面に出しておいたらどうなるのか・・・等々は実験していまして、手前にはクヌギのドングリがいくつか見えています

 少し前からボツボツと芽が出始めて、大きなものは15cmくらいにまで伸長しています。写真ではわかりにくいと思いますが、ほんの少しだけ芽出しをしているのもかなりあり、最終的には40~50本ほど発芽することとと思います

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 この樹は、山実生のものを採取して4年前にポット植えにしたもので、5年生くらいといったところでしょうか。この樹は、細幹にしようと下枝を切除して、軽く作ろうと思っているものです。エゴのように根元が太る傾向があり、写真ではわからないと思いますが、根元は100円玉の大きさくらいにまで太っていますが、幹はまだまだ荒れるどころではなく、ツヤツヤしています(笑)

 葉も、わさわさと茂っていたのですが、水やりが追いつかないので、4分の1ほどは刈ってありますので、本当なら、もっと葉が茂っています

 当分の間は実も期待できませんので、こんな感じで数年過ごさなければならないのですが、ちょっとつまらないかなぁ・・・・
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by haruka000s | 2007-05-12 23:53 | 斜幹  

ヒョウタンボク

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ここのところ忙しくしていまして、写真を撮る時間もありませんでしたので
冬場の写真でも・・・・

この樹はヒョウタンボクの双幹です
河原にはえていた苗を採取してきて4~5年といったところでしょうか

犀川の河原には、この樹がたくさんはえているのですが
なかなか形の良いものはなく
これは双幹に作れそうでしたので作っています

小枝ができにくい感じで、昨年一年間でも
写真のように数本の枝がピューっと伸びただけで
ほとんど枝ができません
(主幹の先端は折れてしまいました)

このまま作っても、ものになるかどうかわからないのですが
とりあえず作っています
そのうち、葉狩りでもしてみようかなと思っているところで
そうすれば、少しは小枝ができるかもしれませんね
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by haruka000s | 2007-04-10 23:15 | 斜幹