カテゴリ:石付き( 29 )

 

癒し

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僕の仕事は、年度末になると忙しくて、ここのところ、帰りが非常に遅くなっています

歳のせいもあり、体力が落ちていることとも相まって、ただいまヨレヨレ状態です

それでも、あと10日~2週間くらい頑張れば、なんとか先が見えてくるところまできました。毎晩、帰ってきてはお酒を飲んでバタンキュー状態ですが、先週末に庭から掘りあげて鉢上げした真柏か赤松の素材に、1本だけ針金を掛けてから寝ているのですが、これだけが唯一の楽しみで、大きな 癒し となっています

盆栽を再開して良かったです


本日の写真は、先週末鉢上げしたミニ真柏の石付き素材です。普通の木も良いのですが、石付きも想像力をかきたてられて面白いですね。根が石を噛み始めるのを見ていると、また石付きを作りたくなっちゃいます(笑)
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by haruka000s | 2009-03-13 00:50 | 石付き  

水吸い作成・2

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前回は丸幹状態のものから水吸いを作る作業の初期段階をアップしましたので、今度は少し経過したものを書いてみたいと思います

この木は、挿し木4~5年くらいのものです。最初に曲付けをして肥培しておいたもので、2年前に荒整枝を行いビニールポットからこのポットに植え替えし、幹を削っておいた(皮を剥いた)ものです

ある程度板幹状になることを目指し、昨年も削り直しをしてあり、そろそろ作りたいところなのですが、まだ予定している枝が思ったように伸びず作る事ができません(笑)。そのため、再度削り直しを行ってみたいと考えています。つまり、樹作りにはいるのにもう少し時間がかかりそうなので、もっと良い水吸いにしてやろうという極めて安易な考えです(笑)

とは言え、この木は幹の変化と動きを見せたい木ですので、太みはこれくらいでも充分で、あとは綺麗な水吸いを作れば鑑賞できるだろうと考えていますので、幹の太さに調和した水吸いを作るように心がけたいところです


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作業後の姿がこの写真です。かなり細く水吸いを削ってしまいました(笑)。水吸いの太さはだいたい4~5mm程度に削り、場所によっては舎利と皮の間を少し削ってあります。このようにしておきますと、巻いてきた皮がこの溝のような所で留まり、横に伸びる事はなく盛り上がるようになってきます。細幹樹を彫刻する時に、このような方法をとりますと、丸く綺麗な水吸いを作る事ができます。ただし削り過ぎには注意しなければならず、水吸いを削る場合は、最低でも3mm程度は残すことが必要で、それ以上削ってしまうと、水を揚げない場合があります(つまり、枯れてしまいます・笑)

それと、水吸いを削るのと同時に樹作りを始める人も多いと思いますが、水吸いを削るのと同時に枝葉の整理を行ってしまいますと、当たり前ですが水揚げ量が減ってしまい、なかなか水吸いが太りません。ですから、先に水吸いを作ってから枝の整枝を行うという順番で作業を行っていきますと、樹も早く仕上がる事になります

この木は、1~2本の枝だけで木を作る予定になっています。しかし、水吸いを作るために木の先端には大量の枝葉が残されています。つまり、現段階では、先端の枝葉を引っ張りながら(伸ばしながら)水吸いを先に作り、木を作る枝葉の充実を待っている・・・・・という段階にあります。かなり樹勢が乗ってきましたので、このまま順調にいけば、今秋以降くらいには樹作りを行うことができるはずです

樹作りを行う予定をしている枝葉も、実のところは元々が細い1本の枝でしたので、いわゆる一枝作りということになります。あまり状態の良くない枝でしたので、周囲にある不要な枝葉は全部切除しておき、日光が良く当たるようにしておいたので、だんだん健康になってきたように思います


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この木も同様の方法で作りつつある木で、やはり先端部分で水吸いを作りながら、樹作りをする枝葉の充実を待っているものですが、だいぶ樹勢がついてきたようで、。昨夏に削っておいた水吸いがだいぶ良い感じになってきていますが、もう1回削ってしまい、もう少し辛抱します

これでけ樹勢がのっていますので、水吸いを作る事など造作もなくできますので、ジャンジャン削ってしまいます(笑)。写真ではわかりにくいかと思いますが、根本のあたりから削り始めたところです


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この木はミニの石付きを作っている真柏です。昨年軽く剥いておいたのですが、今年からは水吸いを作ろうかと思い、不要な枝を含めて一気に剥いてしまいました。恐らく大丈夫だろうとは思うのですが、一気に4~5mmにまで削ってしまうのはリスクがありますので、とりあえず8mmくらいにしてあります

この木についても、親指の下に見える小枝で作っていく予定ですので、それまでの2年ほどは、水吸い作りに専念していきます。それにしても、わずか数センチで真柏を作っていくのは、考えていた以上に難しいです(笑)

シンパクの水吸い作りについては、樹勢の強い木であれば、年に3回ほど削っても大丈夫です。僕の場合は、休眠期の冬場と初夏の2回というパターンが多いのですが、枝葉をたくさんつけてあり、すべての先芽が20cm以上も伸びるような強樹勢のものであれば、3回剥くようにしています
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by haruka000s | 2008-07-30 22:38 | 石付き  

赤松石付き・2

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赤松の石付きについては、昨年から少しずつ作っているのですが、大きめの樹ですと肌がくるのに時間がかかりそうですので、ミニとか小品だけにしています

昨年は、普通の石付きを仕込みましたので、今年は少し変わった樹形も作ろうかなと考えていて、懸崖・半懸崖・多幹樹形などの石付きを作っています

この写真は三幹素材の赤松です。細幹の三幹を目指しているものですが、素材がたくさんありますので、これも石に付けてみる事にしました。まず見た事のない樹形ですので、どのような石に付けたら良いのか、イメージが湧きにくい樹形ですね

最初に頭に浮かんだのは、細幹を活かすのなら薄い平石に石抱きのような感じで植えたらどうか・・・・・でしたが、そうたくさんの付け石を持っているわけではありませんので、想像している石などあるわけはなく、仕方なくこの石(最初の写真)に付けてみる事にしました(笑)


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そして、付けてみたのがこの写真なのですが、全然イメージと違います(笑)。石が左勝手ですので、単純に樹も左へ流しただけなので、これでは、変化も乏しいですし、石付きの厳しさを感じる事もできません。一旦右へ幹を振ってから左へ流すようにすれば、幹に「動き」と「はずみ」が出てくると思いますので、無事活着したら今秋にでも、幹の振りを直す予定です。もちろん、このまま三幹を維持するのか、1本抜いて双幹にするのかの選択は、まだまだ先になります

このように三幹素材を石に付けるのもなかなか面白そうな感じがしたので、他にも多幹をいくつか作ってみましたが、これだけでは創造力を満たす事ができなかったもので、単幹細幹も石に付けてみる事にしました(笑)


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とりあえず、根を石に密着させたのがこの写真ですが、こんな姿になってしまいました(笑)。こんな姿で盆栽になるのかと思われそうな感じです。それでも、最終的には自分自身満足のいく姿にすることができました。とは言え、まだまだ見せられる段階ではありませんので、この素材については最終姿を撮ってありません。どのような樹形になっているのか、適当に想像してみてください
(これは良い木になりそうです・笑)

それにしても、創作性の高い石付けは面白いですね。これなら何十と作っても飽きる事はないと思います。
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by haruka000s | 2008-04-20 00:02 | 石付き  

長寿梅石付き

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この写真は長寿梅の石付きです。これもある程度ポットで作っていた物を昨年石に付けたもので、小根が多くて根捌きが綺麗にできなかったので、細根で石を噛ませるようにしていますが、根捌きができない分石に付けてある部分が少し盛り上がってしまい綺麗ではありません(笑)。このようにしたくないので、若いうちからしっかりと根を噛ませるように小苗から作るようにしているのです

このようになれば、あとは普通の肥培管理で良く、枝を伸ばしては切りつめるを年に2回しながら木作りをするようにすれば良いだけです。あとの樹形作りはその人のセンス次第になってしまいます(笑)

長寿梅は石付きにするのには、かなり似合う樹種かもしれません。なぜならば根から発芽するのが面白く、根を露出させておくと、そこからどんどん発芽してきて、すぐに多幹樹になるからです。もちろん多幹樹だから良いと言うことではありませんが、石付き盆栽には多幹樹が少ないから面白いと言うことです

この木の場合も、左右にある発泡の間から発芽しているのがわかると思いますが、この芽も露出させてある根から発芽したものです。つまり、この部分に根が露出させてあると言うことで、左の発泡はその露出させてある根の押さえになっていますので、用土の中には埋まっていないのです

良く見ますと木の裏にも芽がふいていますが、こちらも同様になっています。この木は、何本か芽を吹かせて多幹樹を目指しているのです。そのため、わざと根を露出させるようにしています。このような作り方が長寿梅ではできるので、石付けには面白い樹種であろうと思っているのです

この木は、主木の先端を切りつめて右上方向へ全体を伸ばすような樹形にするか、主木の枝をすべて切りつめて細幹の多幹吹き流しにしてしまうか、これからの芽吹き次第で変わってきてしまいますが、最終的には多幹樹形にする予定になっています

このように木の特性を活かすだけでなく、創造性も高いのが石付けの特徴だと思っています。単幹の普通の木であれば、このような芸当はできなく、長寿梅ならではのもので、非常に石付けに似合うのではないかと考えています

写真には撮ってありませんが、長寿梅の小苗を石付けにした遊んでいるのも10本ほどあり、全部多幹樹にしています(笑)
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by haruka000s | 2008-04-19 00:08 | 石付き  

シンパク石付き(ミニ)

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前に書いたように、石付き盆栽は時間もかかりますから、あまり大きな木は作りたくなく、仕上がりが早そうな小品を中心に作っています

前回は石に付ける様子を書きましたが、今日はその後の管理について少し書いてみます

石に樹を付けた後は、まず根をしっかりと張らせる事が一番重要になります。カエデやモミジのように根の生育が旺盛なものであれば、根がしっかりと石を噛むのに期間も短くてすむのですが、松柏類はそれほどでもありませんので、どうしても時間がかかってしまいます

僕の場合は、木を石に付けた後は、まず地に植えてしまい初年度は何も手入れをせずに、植えっぱなしにしておきます。そして、翌春に掛けておいた針金をはずします。2年目も、ほったらかしで何もせず、ただ肥培をさせるだけです

こうして2年ほど肥培をしておけば、だいぶ根もしっかりとしてきますので、2年目の秋くらいから少しずつ根を露出させるようにしていきます。もちろん、剪定も整枝も何もせず2年間植えっぱなしにしておきます。この写真は、地面に植えてある状況の写真で、左の真柏は昨年植えたもので、赤松は昨年植えのものと今年植えたものがあります(針金が掛けてあるのが今年植えたものです)

3年目の春に一度掘りあげるようにし、ここで軽く針金を掛け直します。最初に幹を捩って針金を掛けてありますので、少々幹が太くなっても簡単に畳み込むことができるはずで、樹形を整えると同時に枝の切り込みをするようにします。この時点で、ある程度の樹形や大きさを決定するようにします

また、根の様子を見ながら根も整理するようにして、鉢にあげるか、再度地植えにするようにしています。鉢にあげる場合は、普通の盆栽と同じように管理していき、地植えにする場合は、今までより少し高植えにしておき、根を少し露出させるようにして植え替えて、あとは1~2年肥培してから鉢上げするようにします

この方法は、小苗から石付きを作る場合で、もちろん、ある程度の苗を石に付けて作ることも可能です。可能というか、本当はこちらの方法の方が一般的かもしれません(笑)。上に書いた手順は、あくまでも僕の基準でしかなく、興味のある方は、自分で試されると良いかと思います


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この真柏は、ポットでミニ用にと作っていたものを昨年石に付けたものです。発泡で強く根を押さえつけてあるのがわかると思いますが、これくらい強く針金で縛っておくようにしておかないと、実際はなかなか石を噛んでもらえず、恐らく今年の秋くらいになりませんと上の針金すら外すこともできないと思われます。まあ、今年一杯は肥培に専念するだけですね

それでも樹勢が乗ってきたようですので、来春には上に掛けてある針金を外して、全体を持ち上げるようにして駄鉢に植え替えるようにします。すでに軽く舎利は入れてありますので、その後本格的に舎利を削って木作りに入る事になります。最終的には、上部と下部を舎利にして中間部分だけで作るようになりますので、上下左右とも10cmくらいのミニに仕上げる予定となっています

さぼママさん
こんな感じでイメージすることができましたか?
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by haruka000s | 2008-04-16 23:29 | 石付き  

赤松石付き・1

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石付き盆栽は、一つの樹形ジャンルに分類されていますが、あまり作る人はいないらしく、それほど多く見る機会はありません。そうなると、ついつい作りたくなってしまうのです(笑)

今日は、午前中少し時間がありましたので、早朝からいくつか作ってみました。素材は赤松です。赤松の石付きはあまり見ることがないので、作れば目を引くだろうという事と、単純に実生赤松の素材がたくさんあるからだけです


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この写真は、素材の一つで実生4年目のもので、軽く捻って針金が掛けてあります。昨年植え替えをしたばかりなので、根捌きは簡単にできますので、僕は、このようなものを石付きにする時は良く使うようにしています。もちろん、2~3年植え替えをしていないものでも作ることはできるのですが、根が石に綺麗に噛むようにするのには、できるだけ用土の少ない根だけに近いもので作った方が、仕上がった時に綺麗になりますので、このような苗を選んで付けるようにしています

特に、今回はミニの石付きを作る予定ですので、ガッシリと根が石に噛んでいると、それだけで迫力が出ますので、特にこの事に注意していますが、大きめの物を作る場合は、多少甘くても大丈夫です


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次に付け石を用意します。本当ならば、付け石は黒系統の自然のジャクレ石が最高なのですが、そんな良い石に盆栽を付けてしまうのはもったいないので、竜眼石をメインに使っています(笑)。もちろん、自然のジャクレ石を使うこともしばしばありますが、これは水石にならないようなものを使うようにしています

石付きの命は、何と言っても「石の良さ」で、何でもかんでも石に付ければ良いのではなく、石自体にある程度芸を持った石でないと良くはありません。たいした事がなく芸の無い石ならば付けない方が良く、ある程度芸のある石を選ぶ事が大事です

次に大事なのは、石の正面と石の芸(見所)を見極める事です。せっかく良い石でも、正面を間違えて付けてしまったりしたのでは何にもなりません。あくまでも石の正面に付けることが必要になります

石の正面が決まったら、今度は石を付ける位置を決めることになります。この時に大事なのは、石の芸(見所)を見せる事で、石芸を隠してしまうような位置に樹を付けたのでは、せっかくの見所が台無しになってしまいますので、石の芸を見せるように樹を付ける事が重要になります

さて、この石についてですが、変哲のない石ですが、良く見るとこの位置が正面になり、左半分の部分にある程度の芸がありますので、この部分を活かすように樹を付ける事になります。右半分はあまり芸がないので、この位置に写真の樹を付けますと、何となく見られるようになるはずです。特に、左側部分の下にある空間が面白いので、ここは是非活かしたいところです


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そして、2枚目の赤松を付けたのがこの写真です。写真ではわかりにくいと思いますが、用土はほとんど無く、根だけの状態で石に沿わせてあります。石に根を沿わせたら、次に発泡スチロール片で根を押さえるようにし、針金できつく石に根を密着させます

文章に表すと、ここまであっという間ですが、実際はそこそこ時間が掛かりますので、この間は、根が乾かないように霧吹きで根を湿らせながら作業をしています。根の部分を石に密着させたら、次は樹形を整える事になりますが、この作例の場合、石の天破はほぼ平らなので、この部分に変化を持たせたいところです。そのため、幹を一旦上昇させて、それからゆっくりと下垂させて、この空間に変化が出るようにしてあります

それと、根をだいぶいじってありますので、古葉はかなり落としたり、切りつめたりして葉量を落とすようにしています。時期的には少し遅いのですが、葉量を落としておけば、まあ大丈夫でしょう

人によっては、この部分をケト土で巻いたりする人もいますが、僕の場合は、この状態のまま、発泡あたりまで深く植え込むようにして、徐々に表土を下げていくという方法をとっています

今後は、1~2年枝を伸ばしっぱなしにしておいて、最終的には、先端の芽元あたりで作るようにすれば、なんとか見られるようになるでしょう。幹の途中にはえている枝は不要な枝ですが、幹の太りを得るために残してあり、一番長い枝は、将来は左に振っておいてジンにでもする予定です


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最初の写真とこの写真のは、同じような方法で石に付けた樹です。最初のものは懸崖にする予定です。赤松のミニで懸崖となると結構珍しそうなので作ってみました。新芽の中間くらいに頭を作って最終的には仕上げる予定になっています。5枚目の写真は半懸崖で、ちょっと畳み込みすぎかもしれませんが、このあたりは、追々調整していくことになり、この樹は、針金の終点あたりで作っていく予定になっています
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by haruka000s | 2008-04-13 23:57 | 石付き  

石付き盆栽

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石付き盆栽は、創造性があってとても面白いものだと先日書きました

とりあえず、どんな感じなのか、ちょっとだけ紹介してみたいと思います

最初は、赤松です。これは6月頃石に付けた時の写真です。石を抱かせるようにするとともに、松の幹が石を横切らせるような感じで作ろうかなと意図して、この位置に付けてあります

このような感じで石に根を付けて、あとは肥培しながら作っていく事になります。石に付ける時は、根をしっかりと石に固定することが大事で、僕は、発砲スチロールを小さく切っては、その欠片で根を押さえ、針金で固定するようにしています。なかには接ぎ木テープでぐるぐる巻きにする方もいますが、テープだけで巻く場合は、どうしても石の凸凹の特に窪んだ部分に綺麗に根が食い込ますことができませんので、面倒でも、発泡スチロールで根を押さえながら固定するようにしています。凄いことに、根を押さえつけるための発砲スチロールの欠片は、小さなダンボール箱1箱分くらい作ってあります(笑)

このような感じで、根を石に食い込ますようにしながら深めに鉢に植え付けます。それから、1年ほど肥培し、今度は、少しずつ根を露出させながら肥培を続けていきます。そうすることにより、根もしっかりと石に食い込みますし、根が太ってきて、良い感じになっていきます


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これは長寿梅です。半懸崖の石付きを狙ったものです。この樹は、昨年挿し木したばかりの苗ではなく、少し前から作っていた苗です。2~2.5号鉢に植えられるくらいのミニにしようかなと考えています。まあ、お遊びで作っているものですね


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これはシンパクです。これも半懸崖にしようと考えていまして、樹高は7cmくらい、やはり2~2.5号鉢に植えられるようなミニにしようかなという感じです

こうして、ミニの素材を紹介しますと、ミニの盆栽を作っているように思われますが、わざわざミニを狙って作っているというわけではなく、少しでも早く仕上げてみたいと思って、ミニにしようかなという程度で、数鉢だけはミニになるよう作ろうかなと思っています

玉肥がのせてあり汚い姿になっていますが、とりあえず、どれくらい施肥をしているのかの目安として、わざとそのままの状態で写真を撮ってみました
ポリポットは3号で、石も沈んでいますので、実際の用土量は非常に少ない状態なのですが、僕の施肥量は、このポットで玉肥を3~4個、IB(遅効性固形肥料)を4~5個も置いています。間違いなく肥料過多(窒素過多)でしょう(笑)。これは、赤松・シンパク・長寿梅とも肥料焼けに強い事から、まあ、これくらいあげても大丈夫だろうということで、実験もかねてこれほどの施肥を行っているのですが、ひょっとしたらヤバイかも・・・です。なにしろ用土がほとんど見えていませんので、けっして真似はしないようにしてください。真似される方は自己責任でどうぞ(笑)

窒素過多になりますと、病気になりやすくなったり、根を傷めたり、ひどい場合は枯死に至る場合もありますが、運が良いと抜群の生育成績になりますので、ついつい過剰とも思える施肥をしてしまう悪い癖があります
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by haruka000s | 2007-09-11 23:50 | 石付き  

長寿梅

 昨晩は、溜まっている疲れからか、早くに寝てしまい、その結果、かなり早朝から目が覚めてしまいました

 朝飯前の一仕事と思い、昨年挿し木をしておいた長寿梅が10本ほどありましたので、これらを全部石付きにしてみました

 石付きも好きな盆栽の一つで、シンパク・赤松・長寿梅・カエデ等の石付きを作っています。作っているとは言っても、まだ石に付けたばかりなので、お見せできるほどのものではないのですが、石付きも創作性があって好きな盆栽の一つです

 石付き盆栽の面白いところは、なんといっても「石との合体」にあり、石の正面や流れに合わせて、樹の正面を決めたり樹の流れも決めなければならず、なおかつ、両者が混然一体となっていませんと、良い石付きにはなりませんので、なかなか難しいです

 つまり石の見方がわかるとともに、樹の見方や作り方がわかる人でないと、良い物は作れないという、恐らく盆栽の中で一番難しいジャンルではないでしょうか?・・・・・それゆえ、これにチャレンジして、良い物ができた時は、なにより嬉しいものなのです

 樹が良くても石が悪かったり(石の向きや流れ)するのを良く見かけます。これとは反対に、石は良いのに樹が悪いというのもあります。後者の場合は、樹を外してしまえば、石は再び使うことができるのですが、前者の場合は、取り木でもかけないと使い物になりませんので、嫌われる傾向にあります

 今回仕込んだ長寿梅は、少しでも早く仕上げようと、仕上がり寸法が数センチというミニ用に作ったものです。昨年挿し木をして、今夏に2節で切り戻したものですから、素材と言うよりもまだまだ苗という段階の物ですが、ミニですので5~6年後くらいに完成できればと思っています

 みなさんも石付き盆栽を作ってみませんか?


 記事とは関係ありませんが、そろそろ秋らしくなってきましたので、スキン(画像)を変更してみました。ちょっとは秋らしくなったかなぁ・・・・・
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by haruka000s | 2007-09-02 22:06 | 石付き  

雄勝石

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この石は、宮城県の旧雄勝町(現石巻市)でとれる雄勝石という石で
見てのとおり層状の薄い粘板岩です
地元では、この石を家の屋根や壁に葺いて使っていて
いわば天然素材のスレートといっても良い石です

水石にはなりませんが
この薄さは、盆栽や山野草の石付きを作るのには非常に面白く
この石を使っていくつもの石付きを作った事があります

現在、過去に作った石付きは手元にありませんが
先日、片付けをしていたら残っていた石が出てきましたので
これを利用して、今年はいくつか作ってみたいと考えています

石色は黒ですので、白っぽい残雪草とか朝霧草などのようなものや
淡い緑色をした山野草が、この石に一番合いそうですが
盆栽をつけるとしたら、どのような盆栽が合うのか?
・・・こんなことを考える時間も楽しいものです
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by haruka000s | 2007-04-04 23:43 | 石付き