カテゴリ:石付き( 29 )

 

石付き真柏・2

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こちらも真柏の石付きで、これは幹を石に密着させようと作っているもので、ほぼ癒着した感じですね

このようなものが、これから面白くなると思うのですが、どうなんでしょうね・・・・・
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by haruka000s | 2013-07-07 22:13 | 石付き  

石付き真柏の手入れ

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滅茶苦茶忙しい日々を過ごしていますが、暇な時間ができれば、盆栽作業はなんとか続けています
ここのところは、実生黒松の手入れをしたり、真柏の手入れをしたりしていました

そして、ちょっと気になったのが石に付けた真柏達で、とりあえず石に根を咬ますために、今まで手入れもせずに放置栽培していましたが、ちょっと樹勢が良くなってきましたので、少し形を整えておかないとと思い、手入れをしてみました

普通の真柏を作るのにも創造力が必要なのですが、これが石付きとなりますと、さらに高い創造力が求められてしまい、根を石に咬ませてからいつも四苦八苦してます(笑)
石付きを作る場合、一番大切なのは、石芸を上手に魅せながら付けた盆栽と調和をさせることにあります。文章で書けば簡単なのですが、実際にこれを実行しようとしますとこれくらい難しいものはありません
石付きを作る場合、一番最初の関門が『石の正面の見極め』になります。そこそこ水石をやっている人ならば、石の正面についてはほぼ間違いなく見極めることができるのですが、石に造詣が浅い人ですと、ここでつまずいてしまうことになります
そして、その次の段階になりますと、その石に対して、どのような樹形の盆栽を付ければ良く合うのか・・・・・ということを考えるのですが、この石はこの部分が一番の見所(石芸)になるので、その部分を強調する、あるいは良く魅せるためには、根をどの部分に咬ませて、このような樹形のものをつけると両者が一番引き立てあい調和するだろうということを想像していきます
この段階でも、まだまだ想像だけですので、ちょっと経験があれば誰でも簡単にできるのです。しかし、その次のステップでは、いよいよ具体的に素材を付ける段階になりますが、ここで困るのが、想像していた素材が無いという壁に当たるのです。当たり前のことで、その石に付けるためだけに素材を作っている人はほぼいませんので、いくら良い石があっても、良い素材があっても、良い石付きを作れないのは、そこに原因があるのです
石に付けるための目的で、数百とか数千単位でそれ専門の素材を作っていればだいぶ違うとは思いますが、普通の人はそのようなことをしていませんし、どちらかというと単独で見られないような素材だから石にでも付けてみるか・・・・・という感じで石付きを作っているはずですから、こればかりは仕方がありません
そのため、石付きを作る場合、石と樹の兼ね合いを上手く図りながら作っていくことにならざるをえず、頭の中で想像していたようなものはほとんど作ることはほぼできないのです
石と樹の一期一会ではありませんが、石に合いそうな樹を探したりするようなことになるのですが、そんな悠長なことする人はまずいないでしょう
ましてや、石に樹を合わせなければなりませんので、幹操作が簡単に行うことができることも必要になりますので、ちょっと太めの雑木ではほぼ不可能であることがわかります
自由度ということを考えますと、若く細めの松柏類がベストであることは誰しも想像がつきます。そのようなことがあり、真柏をはじめとする松柏が石付きにはベスト樹種であると思っています
そして、松柏であれば石に合わせた幹操作も簡単にできますから、自分の思っている樹形を作っていくこともそれほど難しいものではないと考えています。そのようなことがありますから、僕は真柏をメインに石に付けているのです
しかし、このように思うのと、実際に実践していくのは結構別物でして、幹の長さや枝の位置、根の太さや量など、実際は思うようにいかないことばかりなのです。そこで、ほとんどの場合、石に合わせた樹形作りをしなければならず、特に幹操作は石付けの命ともいえますので、普通の樹形を作るよりもはるかに創造力が必要となってくるのです
石付けは想像力ではなく創造力が必要なのです
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by haruka000s | 2013-07-02 23:23 | 石付き  

真柏の植替え・2

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真柏なんてのは根張りの良さを問うものではありませんが、そうは言っても鉢にキチンと納まらなければなりませんし、根が邪魔してバランスを崩すようではどうにもなりませんので、根を整理する場合はしっかりとしておくことになります

なかには、これはちょっと・・・・・と思うようなものもたまにあり、挿し木と同じような状態で植替えをしたり、時には石に付けた方が良いのではと思われるようなものもありますので、そのような個体は、面倒でも石に付けたりしています。今回も2本ほど石に付けました

久しぶりに木を石に付けてみたのですが、石に木を付けるという作業は、想像力を膨らませてくれて実に楽しいです
今年は、少し石付きを作りたいです
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by haruka000s | 2013-03-19 00:02 | 石付き  

一才五葉(?)

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遅くなってしまいましたが、この休みに赤松の緑摘みを済ませ、五葉についても長い芽が出始めるようだったら少し摘んでおくか・・・・と何鉢かの五葉を見てみましたら、何か変な違和感がしました
あれっちょっと大きめの変な芽があるな・・・・・と

しかし、良く見てみましたら単純に五葉の花でした。この木は先日紹介した五葉と兄弟木で、実生から7~8年生といったところで、やはり石に付けてあります

樹木が性成熟するのには種によって年数も違いますし、同種であっても成熟の早さに違いはあり一様ではありませんが、平均して針葉樹の方が雑木類よりも遅く感じられます。特に五葉松は他の松柏と比べても成長速度が遅く、性成熟するのに時間が掛かる種だと思っていましたが、まさか実生7~8年生程度で花を着けるとは思いませんでした。これでは、まさに『一才五葉』ですね(笑)

一才性で喜ばれるのは花物とか実物でしょうが、五葉松で仮に一才性であったとしても、花を摘んだりしなければならないので、ただ面倒なだけですね。鑑賞価値のある花や実ならば良いのですが、とても鑑賞するような花や実ではありませんので、あまり有り難くない感じです

庭植えにし松毬でも採取するのなら良さそうなので、庭に植えてしまう事も脳裏をよぎったのですが、さすがに今からそのような事をする時間はありません

ですので、このまま作っていきますが、本鉢に入るようになり、飾るようなチャンスがくれば、実付きの小品五葉にしてみれば面白いかもしれませんね
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by haruka000s | 2012-05-08 23:23 | 石付き  

石付き⇒根上り?

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今日は雨でしたので、山へは出かけずに午前中は血圧と眼の病院へ行ってきまして、午後から久しぶりに盆栽と遊んでいました

遊んでた・・・というわけではなく、実際は植え替えを行っていました

この素材は、石付きにした真柏で懸崖鉢に植えておいたもので、4年ほど放置しておいたら、鉢から抜くことができず、いろいろとからかっていましたら、付け石が折れて外れてしまいました

しかも、結局鉢から抜くことはできなかったため、鉢を割って根鉢を抜かざるをえない状況になってしまいました


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折れてしまった箇所は、幸い根で挟まれている場所でしたので、その気になれば石を接着剤で貼り付ければわからないようになるはずですし、このまま残りの部分(小さい石)だけで石付きにすることも可能です

最悪は、残っている石も外してしまい、根上りにすることもできますが、作業スピードを優先させるため、とりあえず、このままで植え替えておこうかと思っています


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ちなみ、こちらの画像が石に付けて2年目くらいのものです

それほど変化は感じられなかったのですが、こうしてみますとかなり太っていますね
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by haruka000s | 2012-04-14 23:43 | 石付き  

五葉松石付き

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春の嵐は凄かったですね

うちは文人が主流なため、風当たりの良い場所に置いておいた木はすべて倒れていました(笑)

本日紹介するのは、五葉松の石付きです。この五葉は四国五葉の安い実生苗を買ってきて、最初は根上がりに作っていたものですが、2年ほど前に石に付けたものです

そろそろしっかりと根を咬んでいる頃だろうと思い、手にとって眺めたところ、想像以上に太っていました。また、太りもさることながら驚いたのは結構肌がきていることでした


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五葉を作った経験はほとんど皆無に近い状態(過去3本だけ)で、「五葉は肌が来るのに時間が掛かる」というようなことを良く聞いていましたので、わずか数年でこれほど荒れるとは思ってもいなかったため、これにはちょっと驚いたというか感動すら覚えました(笑)

これで実生7~8年くらいだと思われ、もちろん剪定など1回も行っていません。小さい頃に針金で曲入れたまま放置しておき、その後石に付けて放置しておいただけですが、こうして見てみますと、これはちょっと面白い盆栽になりそうな感じになってきたのかな・・・・と思っています

雑木ならば、7~8年も放置してしまうとどうにもならないと思いますが、放置しておいたら面白そうな素材になるのが松柏ですね。特に五葉は久しぶりに作った樹種ですし、それほど期待をしていなかったので、これなら、もっと作ってみたいですね

少し前から、遊びで実生していまして、それらの子苗達は相変わらず放置状態にしていますが、ちょっと気合いが入ってきたかもしれません(気合いが入ったからといって、放置管理はそのままですが・笑)
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by haruka000s | 2012-04-05 00:03 | 石付き  

石付き真柏

今日からGWに突入ということで、行楽地に出かける人も多かっただろうと思いますが、僕は初日から親戚の法事でした

それでも15:00くらいには帰ってこれましたので、少し盆栽をいじることにしました

本当ならば、5月には水石の展示会がありますので、その添え草の準備もしなければならないのですが、まだ芽が出ていないものがあったり、思ったように伸びていないものがあったりしますので、簡易的なハウスを作ったりしてこれから調節をしなければならないのですが、ちょっと心配になっています

こちらはこちらで、少し時間がかかりそうですので、もう少し時間のあるときにでもやることにして、石付き真柏をいじることにしました


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真柏をいじるといっても、たいそうな作業をするわけではなく、今まで根を押さえていた当て物を外し、用土を多少取り除くという簡単な作業です

こちらは作業前の写真です

最初に挿し木苗を石に付けてポットで1年籠もった後の一昨年の春に、この鉢に植え替えましたので、石に付けてから約3年経ちました

その間、この当て物は外してありませんので、どうなっているのか見るのは初めてになりますので、期待と不安があります(ちょっと大袈裟ですね・笑)


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1枚目と同じ方向から撮影したのがこちらです

表土も少し掻き出してあります


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反対方向からはこのような感じで、絡んだ小根がいくつも見られますが、これはあとで処置する予定となっています

用土表面を掻き出してはいるものの、最終的な植え位置はあと1cmほど下を予定しています(つまり、もう少し石と根が露出されます)

このタイミングで植え替えをしても良いのですが、まだ水も通りますので今回の植え替えは見送ることにしました

今年1年は、この根を良く陽に当てるようにし、少しでも根を肥大させたいところです
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by haruka000s | 2011-04-29 23:51 | 石付き  

石付き真柏

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この石付き真柏は、3年ほど前に挿し木をつけたもので、しっかりと石を咬むようになってきましたので、そろそろ次のステップに移ろうかと考えています

次のステップとは、根を少しずつ露出させることです

写真ではわかりませんが、根を押さえている当て物についても、用土の中でも根を石に押しつけいる状態で、最終的にはそこまで露出させる予定です

時間ができましたら、表面の用土を減らし、根を石に押し当てている当て物を外すつもりです

現在の幹径は2cm程度で、このまま太らせて小品として作っていくか、ミニにするか迷うところで、そろそろ舎利を入れようかどうかも迷っているところです

ミニを目指すのなら舎利を入れても良いのですが、小品(と言っても15~20cm程度)を目指すのならもう少し太らせてから舎利を入れたいところで、同じような木が数鉢ありますので、ミニと小品を半々にでも作ろうかなというところです


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こちらも同じ時に石に付けたものですが、こちらは最初から懸崖にしようと付けたもので、懸崖鉢に植え付けてあります

こちらの木は、途中から少し手を入れてあり、どの枝をジンにしてどの部分を使って作っていくことがすでに決めてあります。写真ではわかりにくいと思いますが、枝元の葉が抜いてある枝がジンになる予定の枝です

こちらは途中からミニにしようと枝決めをしてありますので、今年は舎利を入れるつもりです。また、押さえつけている根も露出させ、少し緩めの鉢に植え付け水吸いを作っていく作業に移行する予定です

石に付けたばかりの頃は、ただ肥培するだけで面白くありませんが、だんだん形が見えてきます(実際のところ、将来構想などは僕の頭の中にあるだけなのですが)と、作業していくのにも楽しさがでてきて良いものですね。水と肥料だけをやることは大切な基本作業の一つではありますが、それだけでは面白くありませんね(笑)
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by haruka000s | 2011-04-18 23:37 | 石付き  

石抱き

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本日紹介するのは石抱きと呼ばれる石付き盆栽です

前回のエントリーでは、石付き盆栽には定型的なものはほとんど無いと書きましたが、唯一定型があるのが『石抱き』と呼ばれるものです

石抱きとは呼んで時の如く木が石を抱きかかえたようになっているもので、モミジとかカエデにこのような形の盆栽が昔から作られています

他の樹種でもあるとは思いますが、根の成長が良いモミジやカエデが一番多いように思います。ちょっとボリュームのある石に付けられている場合もありますが、ほとんどは石は平石や溜まり石などに付けられています

石抱きにおける木の樹形は、模様木・文人・直幹・斜幹などのようなやや細身の立ち樹形が多く、平石に立ち樹形とでバランスの良い組み合わせになっています。まあ、逆を言えば、この組み合わせしか残らなかったと言えるのかもしれません。滝石や岩形などのような石の上に文人や直幹が立っていても、間違いなく似合いませんし、根の張りの弱い樹種で石を抱いたとしても、それほど見所のある根芸にはなりませんので、他の組み合わせが淘汰されたとしても不思議ではありません

この単純な石抱きではありますが、樹種によっては面白いとも思ってはいるのですが、今のところその挿し木苗すら確保できていませんので、今回は遊びのつもりで真柏を付けてみました

平石に文人真柏では、あまりにも普通過ぎてしまうので、丸めの石を抱えるようにつけてみました


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こんなのでモノになるのか・・・・・やや不安感を持ちながらも付けたものです(笑)

割り箸の太さにも満たない苗木で雑木みたいな感覚で、伸ばしては詰めしながら幹の動きを決め、根だけをがっしりと張りつめてみたいのですが、はたしてどうなることやら・・・です
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by haruka000s | 2011-04-11 00:16 | 石付き  

石付き真柏を仕込む

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数年前に真柏の石付きを何本か仕込んでおいたのが、だんだん素材らしくなってきて、そろそろいじることができそうになってきました

これらは小品用にと思っていましたので、今度はミニの石付き真柏を作るべく、挿し木苗を石に付けてみることにしました

石付きの世界は、定型的なことはほとんどありませんので、そのほとんどが創作の世界で付ける人のセンスや美意識が全てと言っても過言ではないでしょう。ですから、さまざまある樹形のなかでも面白いのではないかと思っています

石付きの作り方には2通りあって、一つは見所の少ない素材を石に付けるものです。いわゆる改作と呼ばれているような方法で、見所の少ない素材であっても上手に石に付けて、石と一体となって美を表現することで盆栽にしていくものです

盆栽の本でも昔から取り上げられていることで、これといって取り柄の無いような木であっても、上手な人が石に付け作っていくことで、木が生まれ変わることはしばしばありますし、それとは逆に石に付いていたものを外して木だけで魅せるなんてのもあります

どちらにせよ、ある程度の経験とかセンスが必要である事は間違いなく、石に付けることで木が一変し樹格が数段もアップしてしまうものすらあることは、ご承知のことと思います


もう一つの方法は、石に小さな苗木を付けて作っていく方法です

当たり前ですが、樹木は年々生育していきますので、挿し木苗時代から完成するまでに、さまざまに変貌していくことは当たり前ざらにあります。ですから、石付きを作る場合は、ある程度の素材を付けるというのが一般的で、苗木時代に石に付けて作っていくという方法は、あまり一般的ではありません

石の姿は何年経とうが変化することはありませんが、木姿は年々変わっていくものですから、ある程度形の決まっている素材を付けるのが普通で、苗木を付けるというのは効率も悪いですし、木姿を変更することも難しくなってしまいます

それでも長寿梅のように、自由自在に作り替えることが可能な樹種であれば、挿し木苗を付けてもまったく問題はないのですが、切り込んで仕立て直すのが難しい松柏で苗木を付けるのは、どう考えても効率を考えると良くありません

ですから、苗を付けても作り替えが簡単にできる雑木(長寿梅等)であれば、苗木を付けでも大丈夫ですが、松柏には向かない方法だろうと思っています

それならば、最初から素材を付ければ良いということになってしまうのですが、苗木を付けるメリットはどこにあるのでしょうか?

最大のメリットと思われるのは、何といっても根が石を咬むのが早くなることです。石付きの大きな見所の一つとして根芸があります。石の微妙な凹凸に沿って根が地面に降りていく様は、それだけを見ていても迫力があって良いものです。素材になってしまった段階で、石の微妙な凹凸に沿って根を付けていくというのは非常に難しく、ケト土などで覆ってしまうような石付きであれば、このようなことは考える必要はありませんが、ケトで覆ってしまうようなものより、根芸が露出しているものの方がはるかに素晴らしく、比べようもありません

そのようなことから、できるだけ早い時点で根を露出させながら付けるメリットは、このようなところにありますが、なかなか痛し痒しなのは言うまでもありません

それでも、それほど樹形を変えることはないだろうと思われるミニであれば、松柏であっても苗木を付けて作ることはできるだろうと、真柏の挿し木苗をいくつか付けてみました


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これは文人に作ろうと思っていたものですが、このような木を付ければどうなるのだろうかと思い、試しに付けてみました

これから作っていくのが、なかなか難しそうです(笑)
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by haruka000s | 2011-04-09 23:16 | 石付き