2008年 03月 31日 ( 1 )

 

伊勢杜松

こちらの山にあるトショウは葉性が非常に悪く、とても盆栽にはならないのですが、伊勢地方にある杜松や東濃地方にある杜松は葉性も良く、昔から盆栽として良く作られてきています

特に伊勢杜松は葉性が細かく、触ってもそれほど痛くありませんし、芽も混んでできるので、まさに杜松盆栽としては鏡みたいなもので、葉は長く痛く、芽も混まずに成長が悪いこちらの杜松とは比べものにならないくらい優れた杜松です

昔は、地方の杜松でも舎利が良いものなどは、伊勢の穂を接いで作られていましたが、最近はあまり人気がないのか、伊勢杜松を見かける事が少なくなりました

一昨年、その伊勢杜松を知人が作っていましたので、一鉢挿し木親としてもらい受けてきました。昨年一年間は芽摘みもせず、伸びてきた枝を伸ばしっぱなしにしておきました

5号鉢に植えてある小品ではありますが、勢いよく伸びた芽は30cmほどにまでなっていて、旺盛な生育状況である事がこれだけでもわかります。これくらい伸びるのであれば、挿し木から作っても思いの外早く作れそうな気もしますので、僕向きの樹種と言えるかもしれません(笑)

昨年は八つ房杜松を挿しましたので、今年はシンパクと伊勢杜松を挿して遊んでみようかなというところで、シンパク・赤松・八つ房杜松・伊勢杜松と、ここしばらくの間は、松柏を中心とした盆栽ライフになりそうな予感です

それにしても、松柏盆栽の王者と言えば黒松と五葉松といったところなのですが、黒松については貰い物の小品(素材)が数本しかありませんし、五葉松に至っては一本も持っていません(笑)

黒松については、豪快で力強そうなところが何となく好きになれなくて作る気がおきない樹種です。五葉松については過去に2本ほど作った事はあるのですが、その時は2本とも夏に枯れてしまい、どうも相性が良くなさそうなので、それ以来作りたいとも思っていません(これは管理が良くないのは明らかなのですが、仕方がありません)。いずれにせよ、松柏好きではありますが、このような単純な理由で黒松と五葉松は、作らない事にしています

ずぼらな僕の管理でも枯れなかった強靱な生命力を誇るシンパクと赤松だけを、昔は作っていたのですが、これからは八つ房杜松と伊勢杜松を仲間に入れて作っていきたいと考えています
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by haruka000s | 2008-03-31 23:34 | その他