三幹赤松

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前回は五幹の赤松素材を紹介しましたが、今回は三幹の赤松素材です。すべて実生三年目で、最初から細幹の寄せ植えを作ろうとして、太らせずに作っていた実生苗を今春に寄せたものです

寄せる時に軽く曲を付けておき、夏に針金を外しておいたものです。今回、初めての剪定整枝を行う事になります

双幹樹形であれば、親子双幹(主幹と子幹で差があるもの)・夫婦双幹(主幹と子幹であまり差がないもの)のどちらかになりますが、三幹の場合、大中小(三兄弟)と平均的に差のあるもの、大-中小(親一人+子二人)あるいは大中-小(夫婦+子一人)という組合せになりますが、僕の場合は、細幹主体ですので、木の「弾み(はずみ)」を重視して作るようにしています

また、木の大きさで弾みがつきにくいような場合は、木の流れで弾みをつけるような場合もあります。特に「つかみ寄せ」や同年生の実生苗で作るような場合は、木の大小がつきにくいため、この方法をとる事が必然と多くなってしまいます

今回の素材群は、同年生の実生苗を適当に寄せただけの物ですので、木の流れで弾みをつけて作っていきたいと思っています

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最初の素材を整枝したものが、この写真です

大まかに見ると、大2本小1本という感じに見えますが、小品ではそれほど弾みを感じるようにはなりませんので、主木を立ち気味にして、副幹2本を少々寝かせ気味にしてあります。現状では、こんなものでしょうが、主木と副幹の太さを少しずつ差をつけていくのが、これからの目標で、主木を3倍くらいの太さにして、副幹は倍くらいにしたいところです


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次の素材が、この写真です


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整枝後の写真がこちらです

こちらは、大中小と綺麗に大きさが別れている苗で、大中の2本を立ち気味に作り、添えの子幹は寝かし気味に作り、弾みをつけていくという構想です。写真ではそれぞれの幹間が同じような角度になっていますが、とりあえず日当たりを確保するためにこのようにしているだけであり、最終的には、真ん中の幹を立ち気味に戻すようになります

前の五幹とこの三幹を見るとわかるとおり、実生より整枝までの管理は、一度軽く針金を掛けただけで、古葉の整理などもまったく行っていなくて、この夏に、芽を止めただけです。とりあえずは、樹勢をつけるだけというつまらない作業(管理)だけでしたが、いよいよここからは、盆栽化に向けた作業になりますので、ちょっと楽しくなります(笑)

根も充分回っていましたし樹勢がついてきましたので、胴吹きを促すために古葉をすべて落としました。今後、胴吹き芽を活かし、犠牲枝として引っ張ったり、枝として使ったりしながら樹姿を整えていく事になるのですが、まだまだ先は長いですね(笑)
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by haruka000s | 2008-10-09 01:04 | 三幹  

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