長寿梅石付き

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この写真は長寿梅の石付きです。これもある程度ポットで作っていた物を昨年石に付けたもので、小根が多くて根捌きが綺麗にできなかったので、細根で石を噛ませるようにしていますが、根捌きができない分石に付けてある部分が少し盛り上がってしまい綺麗ではありません(笑)。このようにしたくないので、若いうちからしっかりと根を噛ませるように小苗から作るようにしているのです

このようになれば、あとは普通の肥培管理で良く、枝を伸ばしては切りつめるを年に2回しながら木作りをするようにすれば良いだけです。あとの樹形作りはその人のセンス次第になってしまいます(笑)

長寿梅は石付きにするのには、かなり似合う樹種かもしれません。なぜならば根から発芽するのが面白く、根を露出させておくと、そこからどんどん発芽してきて、すぐに多幹樹になるからです。もちろん多幹樹だから良いと言うことではありませんが、石付き盆栽には多幹樹が少ないから面白いと言うことです

この木の場合も、左右にある発泡の間から発芽しているのがわかると思いますが、この芽も露出させてある根から発芽したものです。つまり、この部分に根が露出させてあると言うことで、左の発泡はその露出させてある根の押さえになっていますので、用土の中には埋まっていないのです

良く見ますと木の裏にも芽がふいていますが、こちらも同様になっています。この木は、何本か芽を吹かせて多幹樹を目指しているのです。そのため、わざと根を露出させるようにしています。このような作り方が長寿梅ではできるので、石付けには面白い樹種であろうと思っているのです

この木は、主木の先端を切りつめて右上方向へ全体を伸ばすような樹形にするか、主木の枝をすべて切りつめて細幹の多幹吹き流しにしてしまうか、これからの芽吹き次第で変わってきてしまいますが、最終的には多幹樹形にする予定になっています

このように木の特性を活かすだけでなく、創造性も高いのが石付けの特徴だと思っています。単幹の普通の木であれば、このような芸当はできなく、長寿梅ならではのもので、非常に石付けに似合うのではないかと考えています

写真には撮ってありませんが、長寿梅の小苗を石付けにした遊んでいるのも10本ほどあり、全部多幹樹にしています(笑)
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by haruka000s | 2008-04-19 00:08 | 石付き  

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