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クヌギ

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コナラ、ミズナラとくれば次はクヌギでしょうか(笑)

コナラやミズナラとは違いクヌギは枝の途中の葉のつけ根に付く感じで、雌花を探すのが大変なのです。雄花が咲いてくれればすぐにわかるのですが、なかなか思ったようにはいきません
この木もそろそろ実がつくだろうと期待しているものなので、4年程前から本鉢に植えてあります
もう咲くだろうと・・・・・毎年春になると気を付けて見ているのですが、なかなか花を確認することができません。しかも、実は交配したその年に結実するのではなく、翌年に結実するという性質を持っていますので、開花結実しても、実になるのは翌年という気が長い木ですので、果たして実を維持できるのかということも心配なのですが、それは結実してから心配すれば良いのでしょう(笑)

とりあえず、最初の開花は新葉の根元になりますので、その部分に気をつけて見ているのですが、なかなか発見することができません
毎朝見たからといって開花するものではないのですが、ついつい見てしまいます(笑)

咲いても咲かなくても構わないのですが、こうして毎朝『楽しみに見る』ことが盆栽の楽しみの一つでしょう
クヌギもコナラと同じようで盆栽にしたら雌花しかつかないのではないかと思っています

近縁で同属ではあって、種レベルでの差が大きいと思われるため、コナラの花粉を受粉させてもさすがに無理だろうと思われます。コナラとミズナラ、ナラとカシワの交雑種など、かなり近縁種の3種による交雑は良く知られていますが、さすがにクヌギやアベマキとは交雑しないようで、交雑種の報告はありません

ですので、仮に雌花が付いたとしても、雄花が近くになければ交配することはないでしょう。雌花が咲いたら自生する雄花の花粉を取ってきて受粉させるしかありません

by haruka000s | 2013-04-22 23:07 | その他  

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