石抱き

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本日紹介するのは石抱きと呼ばれる石付き盆栽です

前回のエントリーでは、石付き盆栽には定型的なものはほとんど無いと書きましたが、唯一定型があるのが『石抱き』と呼ばれるものです

石抱きとは呼んで時の如く木が石を抱きかかえたようになっているもので、モミジとかカエデにこのような形の盆栽が昔から作られています

他の樹種でもあるとは思いますが、根の成長が良いモミジやカエデが一番多いように思います。ちょっとボリュームのある石に付けられている場合もありますが、ほとんどは石は平石や溜まり石などに付けられています

石抱きにおける木の樹形は、模様木・文人・直幹・斜幹などのようなやや細身の立ち樹形が多く、平石に立ち樹形とでバランスの良い組み合わせになっています。まあ、逆を言えば、この組み合わせしか残らなかったと言えるのかもしれません。滝石や岩形などのような石の上に文人や直幹が立っていても、間違いなく似合いませんし、根の張りの弱い樹種で石を抱いたとしても、それほど見所のある根芸にはなりませんので、他の組み合わせが淘汰されたとしても不思議ではありません

この単純な石抱きではありますが、樹種によっては面白いとも思ってはいるのですが、今のところその挿し木苗すら確保できていませんので、今回は遊びのつもりで真柏を付けてみました

平石に文人真柏では、あまりにも普通過ぎてしまうので、丸めの石を抱えるようにつけてみました


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こんなのでモノになるのか・・・・・やや不安感を持ちながらも付けたものです(笑)

割り箸の太さにも満たない苗木で雑木みたいな感覚で、伸ばしては詰めしながら幹の動きを決め、根だけをがっしりと張りつめてみたいのですが、はたしてどうなることやら・・・です
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by haruka000s | 2011-04-11 00:16 | 石付き  

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