赤松作り直し
この赤松は以前に作ったもので、数年前に紹介した木です
肝心の本体部分が枯れてしまい、外そうかどうか考えていた貧相な落ち枝だけが生き残ってしまった木です
本体部分が枯れてから、1年間せっせと肥培し、昨春に針金を掛けて幹操作をしておきました
ちょっと食い込んでしまいましたが、しっかりと模様はできましたので、これから枝作りを開始することになります。剪定をし、軽く整枝したのがこの写真です
完全に一枝作りになってしまいましたので、時間が掛かりそうな感じはしますが、これも仕方がありません。どうせ、幹肌に味がくるのにも時間が掛かるでしょうから、ゆっくりと作っていかなければならない木ですからね
また、枯れてしまった本体部分については、写真のとおり枝は切除してありますが、本体部分(幹)は残してあります。切除してしまうのか、このまま残してジンにすべきか、ジンにする場合長目にするか爪ジンにするのか、まだまだ不確定な要素がありますので、最終形はまだ決まっていませんができるだけ軽やかに作りたいですね
それにしても、最初に作った時あの落ち枝を外さなくて良かったです(笑)
by haruka000s | 2011-02-12 23:35 | 文人木