赤松変わり木整枝
この赤松は山実生苗から、文人にすべく作っていたのですが、一昨年から方針を変更して折り畳んで作ろうかと考えている素材です
一昨年に大曲げをしておき、昨春に再度針金で矯正しておいたもので、途中で芯を止めてポツポツと作っていこうかと考えているものです
基本は太らせたくありませんので、不要な枝はできるだけ早くに切除しておき、見てのとおり先端部分にしか枝をつけてありません。僕にしてみれば普通のことなのですが、普通の盆栽愛好家にすれば異様と感じるかもしれません(笑)
相変わらずヘンテコな作り方ですが、これが僕の盆栽ですから仕方がありません。このような状態に素材を作っている人はそれほど多くないことでしょうが、文人の変わり木を目指していますので、ヘンテコな幹筋を作らざるを得ません
この木が、最終的にどのように変貌していくのでしょうか・・・・・
こちらが針金を外し、剪定と古葉の整理を終わらせたものです
まだまだ若い木ですから、針金を外しても相当動いてしまうかもしれないと思っていたのですが、そこそこ固まっていてくれました
残してある枝についても、すべてを使うわけではありませんが、まだ正式な樹形構想がたっていませんので、とりあえず、使えそうな枝についてはすべて残してあります
今後は、これくらいの植え角度で作るか、もう少し起こすか、思い切って立てしまうか・・・・・どれも有りだと思っていますが、他の木との兼ね合いもありますので、いまだに決めかねているところです。何とか変わった木(面白い木)にしてみたいと思っているのですが、1~2年のうちには方針を決めることにしたいと考えているところです
by haruka000s | 2011-02-01 00:41 | 文人木